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私の考えるジャズ2

 自分で演奏するにあたって、どのようにジャズを考えているのか前回述べましたが、すなわちそれは聴き手としての自分が好きなジャズプレーヤーにも当然あてはまるわけです。
 やはり僕がすきなプレーヤーは今を体現してインプロビゼーションをおこなっている人ということになりましょうか。具体的に挙げますと、日本のピアニストでは小曽根真、辛島文雄、クリヤマコトといった人たち、海外ではキースジャレット、ハービーハンコック、チックコリア、ジョーイカルディラッツオ、ナタリーロリエ、ブラッドメルドーといった人たちがとても好きです。
 それぞれ個性的でみな味がある人たちなのですが、「今を体現している」ということでは僕には共通な部分も感じます。そしてオリジナリティあふれるアドリブがほんとすばらしい人たちです。
 ここに挙げた人たちはあるリスナーにはジャズを逆に感じないかもしれません。あまりブルージーではなかったり、おきまりのフレーズを弾かなかったり、耳慣れない音が多用されていたり。つまり聞きなれない音楽、新しい発想のジャズなために落ち着かないところがあるのでしょうか。
 僕はむしろ、その聞いたことのないフレーズや斬新なリズム、ハーモニー、アウトしていくアバンギャルドさがとてもスリリングで、無から有が生まれる瞬間の煌きをも感じるのです。真摯にストイックに音やフレーズに魂を吹き込む姿に、「今」を感じ取り、同時代を生きる「共感」を受け止めるのです。
 ジャズはいつの時代もそういう音楽だったのではないでしょうか。アートテイタムが演奏していたときは、その時代の今を、最先端を弾いていたわけですし、そのあとのウィントンケリー、オスカーピーターソンにしたって、その時はそうだったはずです。エバンス、ハンコックにいたっては革新者であるのは誰も異論はないでしょう。
 ですから、先に進んでいくし、いつも時代の先端にいて人々を引っ張っていく力がなければいけないのではないのでしょうか。
この話はもうすこし続きます。

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