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2006年1月

あれから10年

 思いがけず昨晩はサラリーマン時代の元同僚と後輩が店に遊びに来てくれました。月日が流れるのは早いもので僕がサラリーマンを(というか日本の組織を)辞めてからちょうど10年になりまして、いまじゃネクタイ締めるのなんて年に一度か二度の僕が昔はちゃんと勤め人だったのですね。

 昨晩の元同僚はすでに会社を辞めて、今では自分で会社を興し社長としてがんばっている奴でして、こいつとは若い頃ほんとよくいっしょに飲んだくれました。仕事も当時は二人とも一生懸命やったと思うし、またやる気があって会社に行くのがほんと楽しかった。昨日も「会社に行くのが楽しくて行ってたよな」とお互い同じ思いだったなとしみじみ。まだこれからいい方向に僕らの力で変えていけるのではと燃えていた時でね、絶対に組織のプレッシャーに負けるかって二人で話し合い、そしてバカやって夜通し飲んだくれてました。

 でも、結局その組織はそれからどんどん硬直化して親会社から人がどんどん送り込まれて、みんなイエスマンばかりになって、僕は香港駐在を言われた時は内心、渡りに船で「やった、この場から逃げれる」と思ったほどでした。そして、香港で「僕は僕のために生きる」ということにやっと気がつき、「会社のために生きる」ということを止めよう、そして会社を辞めようと覚悟を決めたのでした。

 元同僚の彼も同じ思いだったらしい。ほぼ時同じくして僕の後に彼も会社を辞めて、知り合いの会社に移りその後独立。現在までにはいろいろな苦労があったと聞きました。でも今お互いに思えることは、あの時、決断したことは間違いじゃなかったなということ。
 僕が辞めた理由を彼らにこう言いました。
 「ある時、僕には自分の10年後、20年後が見えちゃったんだよ。ああ僕の人生はこの会社にいる限りこのレールの上でこういう可能性の中でしか生きられないのか。それは退職するまでほぼ決まっている道なのかと。それが見えたら急に怖くなったんだよ」
 すると元同僚の彼も辞めるときはまったく同じ気持ちだったと言い、だからその後の辛いときも乗り越えてこれたんだと笑っていました。そう、そうなんだよな、あの決断した瞬間から僕らは無限の可能性を手に入れたんだよな、だからどんなときだって先に光を見ていけるんだよな。

 昨晩その元同僚といっしょにきたやはり当時から仲の良かった後輩が最近会社を辞め、彼もまた独立(といっていいでしょう)したとのこと。後輩はまだ不安でしょうがないらしく今は先が見えなくて焦っていると話していました。元同僚と僕は叱咤激励したのですがとにかく一生懸命がんばって欲しいです。そしてあの決断があったから今があると言える人生にしていって欲しい。決断したから希望が今は目の前にあるんだということを知って欲しい。

 とにかく三人、あの時あの会社で同じ時間の中で生きて、それから長い時間の後また再開できたことを心から嬉しく思いました。そして立場は違えど三人とも自分の道を歩みだしている。僕のサラリーマン時代も今思えばいい奴らに出会えて幸せだったのかもしれないな、なぜかそう思えたのであります。

(今年はあの時の仲間集めて必ず同窓会しような)

勝利の焼きおに

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 昨晩は昼間はいろいろと忙しく、中野に夜7時ごろ帰ってきまして連れのお方がパチンコなぞしたいというので最近できたお店に突入。座って2500円使ったところで確変(これが出ると続く)大当たりを引き当て、その後ノンストップ11連荘、わずか2時間でぼろ儲け。連れのお方も4箱だしてプラス。そんでもってその勢いでいつもの焼き鳥屋さんで祝杯となりました。

 ここはなんでも美味しいのだけれど、このお店の常連さんがブログで焼きおにぎりが美味と書いてあったので初めて頼んでみました。これが凄く美味い!びっくりするぐらい美味い!あまり美味いので「僕の人生の焼きおにぎり体験の中で三本の指にはいる」といったら「あと二本は?」と連れのお方に言われ、思い出せないといういいかげんさではありましたが。まあそのぐらい美味でございました。次回からはこれも必ず頼んでしまうと思うのであります。

待望の!!

Dodo1_2  ここでも何度か取り上げております、僕が今一番注目している、そしてすっかりほれ込んでいるジャズピアニスト百々徹(どどとおる)氏の三枚目のニューアルバムが2月22日に2年ぶりに発売になることになりました。http://www.muzak.co.jp/artist/dodo/

 もう今から楽しみだな。この人はほんと素晴らしい才能のピアニストでありまして日本でなぜ、どうしてこんなに知名度が低いのか不思議でなりません。(現在米国在住)まあ、このことからも日本のジャズ評論家たちのレベルの低さ、ジャズメディアのいいかげんさの表れなのですが、そんなことはどうでもよく、この人は間違いなく日本の若手ジャズピアニストの中でナンバーワンだと思います。テクニック、表現、オリジナリティ、音色、ここまで真摯に向き合ってジャズに取り組んでいる人はそうはいませんぜ。だから受け狙いなんかしないし、迎合しない。日本で評価されるとか金になるとかあまり考えずそのままいってほしいです。

 3月には日本でのライブも決定。3月12日(日曜日)は新宿ピットインであるそうなので必ず行こうと思います。待ち遠しいなー。
(写真はファーストアルバムです)

今一番したいこと

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 この寝台列車に乗って札幌にいきたい!この列車は「カシオペア」といいましてオール2階建て豪華寝台列車であります。お店のお客様お二人がこの間この列車で札幌から帰っていらっしゃいまして話を聞いているうちにいてもたってもいられなくなりました。前々から一度乗りたいなーと思っていたのでなおさらです。
 シーズン中はなかなか予約すらできない超人気列車でありまして、飛行機で行けばわずか1時間半ぐらいなところを16時間半近くかけてわざわざ行くという、これぞ贅沢の極みであります。この列車でワインでも飲みながら札幌行って、雪の降る中ラーメン食って、蟹食って、すすきのにある友人のバーでマティーニ飲んで帰ってくる、という飲み食いだけのためという酔狂な旅が今無性にしたいのであります。でも、お値段もなかなか、旅費ということで考えればべらぼうに高いが、ただ高級なホテルが動いていて札幌まで(もしくは上野まで)運んでくれると思えば安いとも思える(たぶん)。ああ、乗りたい乗りたい。

 問題はこういうことにとある方が賛同していただけるかどうか、ということで・・・。(あの方は寒いところがだめな北国育ちだからなー、むりかしらん・・)

グラス白ワイン各種入荷

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 寒い中、暖かい部屋で白ワインを飲むというのはなかなかいいものであります。冬はまた乾燥しておりますから冷たい白で喉の渇きを癒すのは至福の時でもあります。

 今回、飲み比べてみるのも面白いと思いましてグラスでお出ししている白ワインを4種類ご用意いたしました。いっぺんに4種類だすことは小さな店ですので不可能なのですが、どれが当たるかはその時のお楽しみ。どの作り手も優秀、有名な醸造家ですので僕も楽しみ。

 左からジャンリケールのブルゴーニュ2004、ロベールシュヴィヨンのブルゴーニュ2003、ベルジェのマコン2003、そしてルイジャドのマコン2004でございます。どれをとっても間違いなし。ぜひ、ザジにてお試しくださいませ。

僕がジャズミュージックを聴くようになった一枚(5)

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 フュージョンブーム真っ只中で中学、高校という時期を過ごした僕はまったくといっていいほどロック少年ではありませんでした。以前にも書きましたがちょっと大人に対する憧れが強かったみたいで、フュージョンに傾倒してからはさらにジャズにも足を踏み入れていくことになります。そしてであった素晴らしい一枚がこれ。このアルバムは僕の人生には欠かせない一枚だと思います、キースジャレットの「ケルンコンサート」。

 最初、中学時代に僕のピアノの調律師さんの息子さんがレコードを貸してくれたのですが、レコードに針を落とした瞬間にズンッとキースの世界に引き込まれ彼のピアノの魅力にいきなりはまったのです。もうそれは尋常じゃないぐらいはまりにはまり、やはりそれから一ヶ月ぐらい狂ったように毎日聞いていたと思います。(あの当時は今みたいにたくさんの音源手に入れられなかったしね)

 キースジャレットというジャズピアニストがこの当時は出すアルバムはすべてその場での即興演奏のピアノソロアルバムでありまして、しかもライブ録音のもの。もっと詳しく説明しますと、ジャズは通常テーマとかスタンダードのメロディがあってまずそれを弾いてからそのコード進行に沿ってアドリブを展開するのが普通です。しかし、キースのこのころのライブは壇上にキースが出てきてピアノに向かうまで彼はノーアイディアであり(と当時は言われていた)ピアノに向かった瞬間から閃きと天上から降りてきたなにかによって無から有を生み出すがごとくメロディーを弾きだす(と言われてたのよ、ほんと)のです。ですので、ライブによってぜんぜん違うアルバムになるわけで、しかも10分で終るかと思えば30分以上弾いていることもあるしまあ行き当たりばったりな感じもいたしますが、スピリチュアルなオーラが漂っていたのも事実であります。きているものも70年代っぽい民族衣装的な感じだし、最近は慣れましたが演奏の途中に奇声をあげるは、足でリズムをとるはと聞いた当時は異様な感じもいたしました。

 ただ、数あるライブソロアルバムの中でもこの「ケルンコンサート」は際立って素晴らしく、秀逸な曲としての構成、展開、テンションの高さは誰もが認めるところでありましょう。3部に分かれていて、最後にはアンコールのおまけつき。このアンコールの短い曲がほんと美しい曲でありまして、その場でいきなりこんなメロディーが弾けるなんてと、中学生当時の僕はほんとうに「神の力」が降りているのではと思っていました。(今はアドリブのからくり少しわかるし、そこまでは思いませんが)

 70年代という時代がまさにこういう新しいピアノジャズを求めていたということでしょう。この時代はキースをはじめジャズピアノソロアルバムがたくさん作られるわけですが、やはりこのアルバムは歴史に残る一枚でありましょう。お店で今でもこれをかけるたびに、お客さんから反応ありますからね。初めて聴いた人がいまでも関心をもつぐらい力のあるアルバムであります。

 ちなみに僕の店が4年前にオープンしたときに一番最初にかけたCDがこの「ケルンコンサート」でありました。

子供大国

 テレビでは連日のように同じ話題でマスメディアのいい加減さ、茶番劇的なくだらなさが蔓延しておりますが、僕にはどうでもいいこと。持ち上げたりこき下ろしたり忙しい中で本質なんてまったく見失われているしね。そんなことより、日々自分がどう生きていくか、どこに本質を見出して自分の未来をどうしっかりと見つめていくか。それを考えていくことのほうがよっぽど大事なことなんでほんと好きにしてくれと言う話。

 「夢」「希望」とテレビのコメンテーターは簡単におっしゃいますが、じゃあ、それはいったい。僕はそんなに賢くないのでそれを今でも考えて生きているのですが。ですので、賢い方たちはそれを押し付けないでいただきたい。あなたたちがそういっているものは僕には「夢」だ「希望」だに思えないわけなので。

 まあ、大人の思考なんてないのね。今のマスメディアには(社会も政治もそうだけどね)。だいたい誰でも(バカでも?)すぐ解るような簡単なもの言いしかしないしね、複雑な世をいかに読み解くかなんていっても受けないだろうしね。だからちょっと頭のいい子供に騙され、また翻弄された側も子供じみた弁解をして見苦しいことこのうえなし。みんな大人ぶらないで子供でいいじゃーんって開き直って日本全国子供宣言でもいいか、もうこの際。

 僕が子供の頃に憧れた大人の世界ってどこにいったんだろ。これこそが「夢」だったのか。

これも特権(かしら)

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 寒い日が続きますねえ。最近は豊島園の温泉に行くのもおっくうなぐらい朝が寒い。てなわけで、今朝も家で朝風呂であります。朝から風呂なんて悠長なと思うかもしれませんが、僕はこの時間にしかはいれないのですみませぬ。まあ、夜間仕事人の特権ということでお許しいただきたい。

 さて、最近はいい温浴剤というか温泉の素みたいのがでていて楽しいですね。本日は「登別カルルスの湯」にしてみました。白濁したお湯というのが温泉っぽいね。体を暖めてからゆっくりと朝をスタートさせるなんてやっぱり贅沢だなあ。(金はないけどね)

日々是反省

 昨日は一日中酔っ払ってました。というか酒がぬけない。朝まで飲んでりゃ当然と言えば当然ですが、それにしても夕方になっても頭が痛く、ぜんぜん動けない。これは年とったということなんだろうけど、まいったね。日本酒は飲まなかったのに、この回復力の遅さ。飲んでるときは調子よく(そりゃそうだ)焼酎をスコンスコンとピッチはやく飲んでしまったのですがいつのまにやら記憶はとび、その後の二件目のショットバーに座ってマティーニを注文したあたりからよく憶えちゃいない。やばいなー。もう日本酒のせいすることもできないですねえ。あっという間に酩酊しちゃってだらしないことこのうえなし。

 やっぱり今年の目標変更して「大人としてちゃんとする」ということにしましょうか。

またやってしまった

 昨晩、香港時代の友人二人と酒飲みまして大盛り上がり。最後はなぜかカラオケボックスで泥酔して朝8時半に目が覚めました。その後、家に帰り寝ましたがいまだに頭が痛いです。うぅ、ひどい二日酔いなわけでして、本日はこのへんで。では。

ああ積もってしまったか・・・

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 まいった。目覚めて起きてみるとこんなに雪積もったのね。今日は店やっても人こないだろうなー。しかも店まで歩いていくのも大変だし。ああ、こりゃシンドイ、と雪に慣れていない東京では頭かかえますな。これが日常の光景なら気にもならないでしょうがいきなりだもの。せめてもの救いは明日が日曜日ということ。よかったよ、休みで。また雪解けが大変なんだよね。ぐちゃぐちゃで。ああ、愚痴ばかりだ。

 まあ、店のこと考えなけりゃこういう風景もなかなか非日常なので楽しめると思いますけどね。常連のお客さんが雪見酒で一杯やりにきてくれないかしら。でも、誰もこなけりゃ自分が一杯やりにいけばいいだけだな。そう考えれば楽しくなるか。こういうときは逆手にとって楽しむしかないですね。雪見酒、雪見飯、雪見弾き(ピアノ)、雪見聴き(ジャズ)、雪見予想(競馬)、雪見愚痴、雪見ふて寝・・・ってやっぱり無理かー。

寒い季節に

Rimg0001_7  いやあ毎日寒い日になっております。こんな時はあったかいので一杯やりたいですよね。今、ザジでは写真の焼酎サーバーを入手いたしまして、この中に芋焼酎「国生」(こくしょう)と秋田の白神山水を5:5でわったものを仕込んであります。これで数日間仕込んでおくと水割り、お湯割りがものすごくまろやかなのができるのです。不思議なものでその場でお湯で割るのと、事前に仕込んでおくのとは味わいが異なるであります。

 サーバーの容量に限りがあるので毎日早い者勝ちです。きんとき芋を使った国生はまさにこの飲み方がばっちり。芋の甘い香りとお湯割りならではの体があたたまる一杯をぜひ、ザジでご賞味くださいませ。

人の世は

 昨晩、お店が終わり店を閉め自転車に乗って帰ろうとしたときの事。店の脇の路地を一人の男とすれ違いました。その男は大きなゴミの袋を持っていまして通り過ぎてから、深夜2時にこれはおかしいと思い後ろを振り返ってみると、僕の店の隣の店のシャッターが下りているところにゴミ袋を置いて足早に去っていきました。今思えばすぐに追いかけて文句を言えばよかったのですが、とっさのことに対応できなかった自分があとになって悔やまれます。
 その大きなゴミは多分同業者のものでしょう。店のゴミは毎日収集してくれるかわりに事業者用のゴミ回収シールをコンビニで買ってそれを貼って出します。まあ、一袋、百何十円といったレベルなのですが、それをけちって人の店の前に捨てていく不届き者がいるわけです。たかがそのぐらいの金額をけちるために人がどう迷惑するとか関係なく自分さえよければいい馬鹿者がけっこうたくさんいる。身近なところでもこんな嫌な気持ちにさせる馬鹿者が何人もいるかと思うと怒りを通り越して悲しくすらなります。

 こういうことが今日本では上から下まで横行しているのが現状でしょう。耐震偽装問題しかり、IT関係の虚偽の申告による証券取引しかり、はたまた、毎日のように記事になる民間企業での横領事件しかり、役人どもの搾取および不正しかり、そして税金を垂れ流し借金を増やし続けるアホな国政しかり。嘘ついたって、人が泣こうが苦しもうが自分さえよけりゃそれでいい。お縄になるまではどんな手段使ったって金儲けりゃ勝ち。物量的、計数的なことだけが価値につながりそれだけで勝ち負けが判断される。人間的にどう生きたかなんて関係なし、人としてどうあるべきかなんてナンセンス、日本はそんな時代になってしまったというわけです。

 もうほんとこんな国なくなっちまえばいい、なくならないならこんな国から逃げちまったほうがいい、真剣に考えてしまいます。自分がいくらまともだと思って生きていても、結局そのなかに巻き込まれて自分を見失うことになるのではないか。人間の本来の尊厳を捨てなけりゃこの国では生きていけないのではないか。ほとほと馬鹿者たちの茶番劇を見るのは疲れました。怒る気力さえ失せるのですよ。

 かといってすべてに目をつぶり一人世間とは関係なく生きていくこともできない。人の世とはいつの時代も生き難いものなのでしょうか。

 「山路を登りながら、こう考えた。智に働けば角が立つ。情に棹させば流される。意地を通せば窮屈だ。兎角に人の世は住みにくい」
 
 夏目漱石 草枕より

僕のジャズ聴くならこの一枚(7)

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 再度ブラッドメルドーを。今一番新しいアルバム「 Day Is Done 」。これは現時点で最高傑作といっていいアルバムだと思います。そしてこれが今のまさに現代のジャズじゃないかと僕は感じますし同じ時代に生きる人間としての共感をひしひしと受けました。テクニック、センスは言うまでもなく今この時代の精神性をどのようにジャズとして表現するか、というテーマをちゃんと持ってそれをアルバムに投影している、芸術として当たり前のことでしょうがジャズの世界でここ近年では稀な芸術性の高いアルバムだと思います。

 しかし、芸術性が高いために難解というわけではなく、一曲目はロックバンドのRADIOHEADのカバーから始まり、途中にはビートルズナンバーも2曲カバー。もちろんやすっぽいカバーにはなっておらず、すべてメルドーの色に染められているわけですが。RADIOHEADを取り上げるのはこのアルバムで3回目だと思いますが、メルドーはよほど好きらしく確かにRADIOHEADのあの独特な暗さとメルドーの感性はぴったり合うのでしょう。一曲目のドラムが鳴り出しただけでずーんと彼の世界の中に引き込まれていきます。

 ほんとに心の奥に潜むなにかをとりだそうと彼はしているように僕には感じられる演奏でありまして、ものすごい緊張感が最初から最後まで続くのです。ですから心地よいとか聴いていて気持ちがいいということにはならないかもしれない。まあ、そんな程度のジャズは巷にはいて捨てるほどあるのでメルドーに求める必要はないわけで、その代わりというかこれでもかというスリリングな展開とベースとドラムに挑んでいくような格闘技的なインプロビゼーションの醍醐味が徹底的に味わえます。そしてストイシズムを突き詰めていく真摯な姿勢に僕はまいってしまうのであります。

 今回からドラムがホルヘロッシからジェフバラードにチェンジしましたがロッシの浮遊感とはまた違ったシャープでエッヂのたったジェフのドラムで聞くメルドーはなかなか新鮮であります。鋭角に切り込んでいくジェフのリズムの上で、いままでのスパイラルで落ちていくような感じがする危うげなストイシズムから、今回は突き進んでいく明快ななにかを彼のインプロビゼーションから僕は感じます。それはリズムが変わったというのも大きい理由でしょうが彼のピアノからは試行錯誤しながらもがき苦しむようなあのスタイルからすこし脱却してきたのではないかとも聞こえてきます。もちろんウネリながら進んでいくスタイルは健在なのですがその中にやっと希望が見えてきたのでありましょうか。なにか慈愛のようなものも感じてしまい深くこの音に飲み込まれ、すっかり彼の世界のとりこの僕にとってまさにこれが「今のジャズ」なんだとしみじみ感動に浸りました。

 もし、この文章を読んで興味を持ちまだ聴いていない方がいらっしゃったらぜひ聴いていただきたい。この彼の世界、この彼の音楽、僕は愛してやまないのです。

僕がジャズミュージックを聴くようになった一枚(4)

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 前回デイブグルーシンでしたので、当然今回はこの人になります。リーリトナー。もう、中学、高校時代の僕のアイドルといった存在でした。僕はギターは弾けないのですが彼が持っていたギブソンのセミアコースティックギターは憧れでありましてなんて綺麗でかっこいいギターなんだと思っておりました。(セミアコに対する感情は今も変わりません)

 このアルバムはやはり家庭教師の先生がテープに録音してくれたものをずーっと聴いていたのですが、とにかく中学、高校時代ほんと聴きまくったアルバムでして、今でも急に懐かしくなってお店でかけてしまいます。(実は昨晩も)

 アルバムのイントロが始まっただけで当時の空気が蘇ってきます。僕のそのイメージは高校時代の晴れた春の日曜日に友人の家に遊びに行く途中、暖かな光を浴びながら心地よい風に吹かれている、そんな光景が目に浮かんでくるのです。実に爽やかなそして、何にも不安のない希望に満ちた世界、あのバブル前の日本にまさにマッチした音楽だったのだろうなあと今思うのであります。なんかそのとき吹いていた風とかその風の匂いって、もう感じることができないのかな、とちょっとセンチになったりもしてしまう、まさに僕にとっての思春期の多感な思い、それがこのリーリトナーの「キャプテンズジャーニー」にいっぱい詰まっているのです。

 アルバムは1978年にリトナー3枚目のリーダー作。このアルバムでブレイクしたといっていい傑作であり、このアルバムが日本のフュージョンブームに火をつけたといっても過言ではないでしょう。そのぐらいあの時代のキャッチーな音、アレンジ、センス、すべてがあります。まさにディスイズフュージョン。ギターカッティングの心地よさといったらそりゃ鳥肌ものです。デイブグルーシンにパトリースラッシェン、デヴィットフォスターという豪華なキーボード三人にドラムがスティーブガッド、ベースがエイブラハムラボリエルという超テクニシャンのリズム隊。聴きどころたくさんのリッチなフュージョンなのです。

 うーん、たまらない、これは青春の音楽だなー。

久しぶりにワインをいっぱい

Rimg0001_6  いつもお世話になっている方の家に呼ばれて、昨日は遅いプチ新年会となりました。
 まずビールを飲みながら競馬を観戦して、ワインを次から次へと空けていきまして、その後ボードゲーム大会。ゲームになるとみんな燃える性格の人たちでしてあっという間に時間が。その間もワインは空いていきましてモンラッシェやムルソー、そしてお友達のご夫婦が持ってきてくれたマルタ島の赤ワインなどを飲みました。

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 うーん、ひさしぶりにワインを徹底的に堪能いたしまして、すっかりいい気分。最後に連れのお方が作ってもっていったイチゴのタルトをみなで食しお開き。時計はすでに12時になっており、なんと9時間の宴会でありました。

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素晴らしいモルト2本入荷!!

Rimg0002  またまた入れちゃいました。ユナイテッドディスティラリー社のレアモルトセレクション。僕はこのシリーズのモルトの出来に惚れておりましてほとんど自分の趣味でこの2本入荷です。

 写真の左、セントマグデラン19年、63.8%、ローランドの銘酒。実は先月もマグデラン別のを一本入れていますが、とにかくこの蒸留所はもう閉鎖されてしまっているのでもうすぐ飲めなくなるモルトであります。しかもレアモルトセレクションはいまでは品薄でほとんど売っていません。インターネットでたまたま見つけたので即衝動買いしてしまいました。うーん、僕が飲みたい。

 そしてこれは再入荷しましたリンクウッド26年、56.1%。お客様の要望により探しました。スペイサイドらしい華やかで甘くやさしい味わい。女性にもお勧めの一本であります。これも僕が飲みたい!

 寒いときこそシングルモルトがうまいです。ぜひこの素晴らしいウィスキーをお試しくださいませ。

訃報

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 一昨日、ジャズピアニストの本田竹広さんが心不全のため60歳でご逝去されたと今朝ニュースで知りました。脳内出血で倒れてからの半身不随をリハビリで克服してコンサートをなさっていると聞いていたので急なことにびっくりいたしました。
 思えば僕が初めて行ったジャズのコンサートは中学生の時に横須賀にネイティブサンが来た時でした。前にこのブログでも書きましたが当時14、15歳の僕はフュージョンブームの影響もあってネイティブサンのファンになり毎日毎日レコードを聞いていたものです。本田さんはその後、サラリーマンになってから六本木のジャズライブハウスで何度か聞いたと思います。僕が日本を離れていた97年に倒れられていたということを後から知り、また最近は復活されてライブCDも発売されてちょうど本田さんの活動に注目していただけに残念であります。

 日本でのジャズ、フュージョンの一時代を築いた人だと思いますし、今は息子さんもドラマーで活躍していて日本のジャズシーンに大きな影響を与えた人だと思います。僕が今ジャズの店を開き、ジャズピアノを練習する日々を送っているのも、ネイティブサンや本田さんの演奏を聴いた経験が少なからず影響してとのこととも思います。

 ご冥福をお祈りいたします。

春の新作パスタ

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 まだまだ冬本番でして、とても春とはほど遠い感じではありますがスーパーにはすでに春の野菜が。菜の花がまだ高いのですが店頭に並んでいたので今年もパスタにしてみました。
 今回は「菜の花とベーコンのクリームフィトチーネ」でございます。ベーコンのスーモーキーさと菜の花のほのかな苦味、そしてブラックペッパーの香ばしさがパルミジャーノチーズと生クリームに包まれて優しい味わいのパスタに仕上がりました。こういうソースには幅広のパスタ、フィトチーネがベストマッチング。一足先にこのパスタから春を感じてみてはいかがでしょうか。

本日、今年初ピアノレッスン

 もうそろそろ初なんとかは終わりでしょうが、今年最初のジャズピアノレッスンに行ってきます。今年の目標は、アドリブの更なる進化と、もう一度基礎の洗い直し。そして歌の伴奏などのハーモニーアレンジをちゃんとやりたい。つまりコードをもっと徹底的に体に叩き込んで、瞬時に対応できるように訓練をしっかりとする、ということ。それには地道な練習あるのみなのですがこれはやるしかないでしょう。さあ、がんばってまいります。

孤独を楽しむつまみ

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 こういうつまみがショットバーですっとでてくる、っていうのはとても気が利いているなあと感心。昨晩、仕事帰りにS君のバーに寄ったのですが、奥でなにか音がするなと思っていたらフライパンで銀杏がはぜる音でありました。静かなバーの奥で銀杏の独特な香りとはぜる音、これはいい演出であります。

 さて、運ばれてきた銀杏、口にいれるとあの香りからは想像できない上品な味わいが。いっしょに添えられている塩をちょっとつけてかじればねっとりとした食感にほのかな甘さを感じ大変美味であります。一人、カウンターでカクテルなんぞ飲みながらまだ熱の取れない殻をひとつひとつ手で剥いて銀杏を取り出す、これもバーの楽しみになっているわけで、こういうつまみは静かなときに一人で楽しみたいものですね。わいわい大人数でつまむものではなく、一人でもくもくと殻を剥く作業をしながら酒を飲むのがいいのであります。というかショットバーというのは本来一人で酒を飲む場所だろうし、一人と言うのは孤独をいかに楽しむか、ということだろうし、孤独になりたい時に手元に嬉しいつまみ、となればそれはまさに銀杏ということなのでしょう。

 孤独というのをどうも一般的に暗く悲劇的に考えがちなのですが、銀杏と酒といっしょに孤独に浸る楽しみ、というのもあるわけです。

素敵な隠れ家

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 この店の写真は僕の店ではありません。僕が仕事が終わった後に寄る、ジャズが流れる家の近くのお店です。ここのマスターは僕とジャズトリオを組んでドラムを叩いております。僕の大先輩(お年が・・)でありまして、一昨日もここに最後に寄ってしまったら結局飲んでしまい、その後マスターとマスターの息子さんといっしょにマスター行きつけのスナックまで同行。朝まで飲んでしまいました。(マスターはギターを弾きながらずっと気持ちよさそうに歌っておりました)

 ここはほんと僕にとってはほっとするお店です。大好きなジャズはかかっているし、自分のお店にはない雰囲気が逆に仕事の後にリラックスできる場所になってます。あと、遅い時間までやってくれているしね。僕の方がさっさと終わって遊びに行っちゃうのであります。これからも末永くよろしくお願いします。

酔狂な宴

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 久しぶりに昨日は香港時代の友人宅にて食事会となりました。打ち合わせも兼ねてということでしたが、ほとんどは食べて飲むという、香港で僕らがしょっちゅうやっていた食事会といっしょ。いやあ、いろいろ飲んでたべましたです。

 まず、さいしょにその友人が作った魚介のマリネと実家から買ってきたという薩摩揚げを食し、中華街に行って買ってきたという海老ワンタン、餃子などをビールを飲みながら食し、そして僕が作っていった紅焼扣肉(ホンシャオコウロウ)という中華の豚の角煮を紹興酒を飲みながら食し、そして友人が実家からもってきたすべて九州の食材(鶏、鶏つくね、白菜、えのき、エリンギ、カブ、水菜)で作った鶏鍋をお湯割の芋焼酎を黒じょかで飲みながら腹いっぱい食したわけであります。

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 そのあとはお茶の時間ということになり、連れのお方が買っていった根津の老舗の和菓子店の美しいお菓子を食しながら、台湾「老人茶」にて高級ウーロン茶、ジャスミン茶をいただきました。
 この「老人茶」というのは台湾での茶器およびお茶の入れ方でありまして、写真の小さな器を使って何度もおかわりしながらお茶を飲みます。またお茶の入れ方にも独特のルールがありまして最初は器を暖める意味もあってこぼれるように注ぎます。ですのでこぼしてもいいような台の設計になっています。こんな道具をちゃんと一式持っているのだから凄い!さすが独身貴族(って言っちゃあいけないか)であります。

 こう書いているだけもほんと良く食べよく飲み、また男性が主催者なのに次から次へと綺麗な食器で運ばれてくる。この酔狂な宴を僕らは香港でしょっちゅう開いていたわけで、あらためてやってみると贅沢な、でも楽しい日々を過ごしていたんだなあと在りし日を思い出してしまったのです。

ジャズベーシストとはどういう人達か

Rimg0001_4  今年初めての(まあ、なんでもそうなるのですが)ベースのK君とジャズセッション練習を昨日いたしました。新曲も一曲追加してみっちり2時間以上やりまして、いい汗?を書きながら弾きまくりました。今年も納得がいくジャズピアノを弾けるようになるためにがんばって練習していこうと思っております。

 さて、この写真はK君とベース。かっこいいですねえ。ベースはこんなに大きな楽器でありまして、ジャズではベースですがクラシックではコントラバスといいましてもともとはオーケストラの楽器であります。ですので本来は弓を使って弾く弦楽器なわけですがジャズでは指ではじいて音を出していきます。そしてジャズベースで一番大事なことはただ音をだすのではなくリズムを作って音をだすということ。そしてジャズハーモニーのルート(根)である音をリズムで動かしていくことで、音楽を前へ前へ推進させていく重要な役割を担っているわけです。ですのでピアノの僕は、このベースに支えられているからその上で自由に好き勝手に演奏することができるともいえるのであります。

 そういう特徴の楽器であるジャズベースですが俗にうわものという、ピアノ、ギター、サックス、トランペットとは違いやはり地味な印象ではあります。ドラムはまたリズムの部分でジャズベより派手で華やかですからね。でも地味な仕事ではありますが、さきほども書きましたが縁の下の力持ちのような重要なパートなのです。

 では、こういう楽器であるジャズベを弾くジャズベーシストとはどんなタイプの人が多いのでしょうか。僕が知っている限り、性格的にはやはり人のいいというか性格がいい、優しい人が多いように思います。それに気配りが出来る人ですね。多分それは楽器の特性上そうなるようでありますが。なにしろ、我の強い人が多いドラムといっしょにリズムを作らなければいけないですし、そのリズムに乗って弾くピアニストなんてナルシストで耽溺するタイプの人ばかりですから。その間のベースが上手く取り持ってくれて三人の中で一番冷静に進行を見つめながらコントロールしているわけであります。そりゃあ、そういう立場の人たちですからね、まともにいい人ばかりなわけなのであります。
 ただそのかわり頑固な人たちでもあります。自分の世界に対しては徹底的にこだわり優しい顔でわかったといいながら実はなにも変えてくれない、という石のように動かない一面も。なんか大きなジャズベースと同じように揺るがない信念をもっているように思われます。まあ、だからこそ地に足をつけたしっかりとしたジャズセッションができるのですがね。

 この大きなベースとK君の後姿。なにかそんな風に見えてきませんか。
 

満員御礼

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 昨日は正月明けの最初の金曜日とあってお客様たくさん来ていただきました。もう常連さんが新年の挨拶がてら次から次へと来てくれましてとても感謝しております。昨日あのいっぱいのカウンターを内側から見ながら仕事していると、この商売始めた以上簡単にこれは止める訳にはいかないなと思いました。これだけのお客様に支えられているから仕事をさせてもらえているのであって、その場所をいい加減な気持ちで放棄はできないぞとあらためて思ったのであります。

 思えば4年前、ある意味軽い気持ちでスタートしたのにここまでできるとは自分でも感無量なところがあります。今年はお店をもっともっと繁盛させていかないといけないですし、もっと自分らしいカラーを作っていい店にしていきたいと思います。そのためにはさらに向上心をもっていろいろなアイディアを実現して自分もさらに楽しんでいかないとね。なにかが今年は大きく動いていくようにしようと自分で期待しているのです。

 とにかく前向きに、どんなにシンドイ時も笑顔で、常ににお客様に感謝の気持ちを忘れずに、そしてもっと自分の責任を考えながら努力をしてまた一年をがんばっていこう、昨晩お客様の顔をみていたらそう自分に言い聞かせたのであります。

今年一発目、お値打ちモルト一本勝負!

Rimg0001_1  年も明けて、日常が始まりましたね。御とそ気分も覚めやらぬ時期ですが、そんなときはやわらかい味わいのシングルモルトはいかがでしょうか。今月はこのモルトを超破格値でお出しします。

 「ハイランドパーク1981(22年)シングルカスク、キングスバリーケルテックコレクション」
 ハイランドと言ってもスコットランドのハイランド地方ではなく、オークニー島という島に蒸留所があります。別名「北の巨人」と言われる銘シングルモルトですが、バランスがよく、花やはちみつの香りがする優雅なモルトであります。度数は52.9パーセント、水で少し加水すると甘さがグンとでてきてまたもうひとつの楽しみが。長い余韻とともにゆっくりお楽しみいただけると思います。

 お正月なので思い切って通常2000円のところを、1300円にてご提供いたします。ぜひこの機会に「北の巨人」を味わってみてくださいませ。

金杯にはなかった・・・

 結果ははずれ。京都はまったく予想だめでしたが、しかし中山は惜しかったなあ!1着7番人気ヴィータローザ、2着6番人気アサカディフィートはばっちり当たり。3着に9番人気カナハラドラゴンさえ突っ込まないで、4着4番人気のコンラッド来てればなあ。23万の大当たりだったのに。馬単でも万馬券。三連単はこれが難しい。アサカディフィートが読みどおりの走りだったのでこれは悔やまれます。昨年から予想がほんといいんですね。あとはどう馬券を買うかが問題。今年の課題は馬券の買い方、これに尽きるということでしょうか。

 それにしても、うぅ、悔しいー。

一年の計は

競馬やっていると毎年毎年こういう言い訳をしてまた打ち始めるというしだい。

中山はアサカディフィート。前走、前残りの展開を後ろからいって足を余して差し切れず4着で1着に0.4秒差。展開違えば1着の足であるとみて一番手。藤沢キングストレイルはもう負けられないだろうということでこれも主力形成。どうか。

中山金杯 11R 3連単 フォーメーション
1着:10,12
2着:03,04,10,12
3着:03,04,05,09,10,12 各100円
中山金杯 11R 3連単 フォーメーション
1着:03,04,10,12
2着:10,12
3着:03,04,05,09,10,12 各100円

京都は大穴シルクフェイマスに期待。まともにはしればここでは格が違うはず。しかし宝塚以来の6ヶ月ぶりがどうか。もう1頭はオレハマッテルゼ。順当にいけばこの馬。

京都金杯 11R 3連単 フォーメーション
1着:08,15
2着:04,08,14,15
3着:04,08,13,14,15,16 各100円
京都金杯 11R 3連単 フォーメーション
1着:04,08,14,15
2着:08,15
3着:04,08,13,14,15,16 各100円

運試し、今年はいったい。

塩魚汁鍋

 一月四日となり胃も酒の飲みすぎでかなりへたりぎみ。こんなときは胃にやさしい鍋にしようと家にて塩魚汁(しょっつる)鍋を作りました。連れのお方の実家から送っていただいた立派な「はたはた」が冷凍してあったのでそれを使用。凄いでしょ、この大きさ。お腹にはぶり子といって卵がいっぱいつまっております。また卵のないオスは身の味が濃くて味があり美味いのです。

Rimg0007_1

 昆布で出汁を先ずとり、それに鰹節をどさっとふったあと漉して出汁完成。この出汁で塩魚汁という魚醤を割っていきます。魚醤って東南アジアにはおなじみなもので、日本では秋田のしょっつる、能登のいしる、香川のいかなご醤油とありますし、中国の魚露、ベトナムのニョクマム、タイのナムプラーと他にもいろいろあります。つまりこれが文化の伝播なのでして、その土地土地で使用する魚は違えど製法はほとんど同じなのですね。そしてその土地土地の風味、味が個性となっているわけでして、秋田の塩魚汁はこの「はたはた」を原料で作っているのです。
Rimg0010
 ですので塩魚汁鍋には「はたはた」はベストマッチングでありかかせないのであります。そしてせり、牛蒡、白菜、豆腐などといっしょに「はたはた」を煮ていきますとそれは暖かく味わい深い鍋となります。塩魚汁のどくとくの風味と「はたはた」の旨味が絡み合いたまらない美味さ。またその出汁が豆腐や白菜に染み込んでそれがまたしみじみと味があるのでたまりません。ビールを飲みながら「はたはた」のぶり子を食べると、なるほど郷土料理とはこういう素朴でありながら暖かいものなのだなと実感。

 東京に近い場所に育ち郷土料理といえるものが逆にない僕にはちょっと感激な鍋でありました。

いきなり更新さぼり、初詣

Rimg0023

 3日は初詣に新宿花園神社へ。寒い中、長蛇の列ができておりまして今年一年の祈願を真剣にしてまいりました。それにしても夕方の神社は寒かった。風もあったしね。そのあとは新宿をぶらぶらしてから中野に帰り、またまた酔っ払い。ああこうして正月は酒飲み過ぎて終わっていくのでありました。

本日二日なので二日酔い

 元旦に実家で死ぬほど日本酒飲んで、本日死ぬほど二日酔い。正月なので許してね。

2006年のご挨拶

Rimg0016_1 明けましておめでとうございます。
 本年もBAR ZAZIEを宜しくお願いいたします。

 さて昨年、僕の一年は何かと動きがいろいろありましてバタバタしておりました。前半はある方々にはご心配をかけたと思いますし、また後半は人生におけるターニングポイントともいえる出来事に向けての準備でせわしなく過ぎあっという間の一年でありました。

 今年は早々プライベートで大イベントが控えておりますし、その後も更なる飛躍をしていきたいと思っております。ザジとしても今年の暮れには5周年を迎えることになり、その時はやはりイベントを企画したいと考えてもおります。とにかく今年はいろいろ変えていかないといけない年だと自覚しておりまして、変化と対応、改革と躍進をモットーに(どこかの政党みたいですが)皆様と明るい一年にしていこう、そう誓ったしだいであります。(かなりテキトウです)

 おだやかな正月を迎えている実家、葉山より、店主。
Rimg0022_1

 元旦
(1月1日立石海岸の風景)

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