« いきなり更新さぼり、初詣 | トップページ | 一年の計は »

塩魚汁鍋

 一月四日となり胃も酒の飲みすぎでかなりへたりぎみ。こんなときは胃にやさしい鍋にしようと家にて塩魚汁(しょっつる)鍋を作りました。連れのお方の実家から送っていただいた立派な「はたはた」が冷凍してあったのでそれを使用。凄いでしょ、この大きさ。お腹にはぶり子といって卵がいっぱいつまっております。また卵のないオスは身の味が濃くて味があり美味いのです。

Rimg0007_1

 昆布で出汁を先ずとり、それに鰹節をどさっとふったあと漉して出汁完成。この出汁で塩魚汁という魚醤を割っていきます。魚醤って東南アジアにはおなじみなもので、日本では秋田のしょっつる、能登のいしる、香川のいかなご醤油とありますし、中国の魚露、ベトナムのニョクマム、タイのナムプラーと他にもいろいろあります。つまりこれが文化の伝播なのでして、その土地土地で使用する魚は違えど製法はほとんど同じなのですね。そしてその土地土地の風味、味が個性となっているわけでして、秋田の塩魚汁はこの「はたはた」を原料で作っているのです。
Rimg0010
 ですので塩魚汁鍋には「はたはた」はベストマッチングでありかかせないのであります。そしてせり、牛蒡、白菜、豆腐などといっしょに「はたはた」を煮ていきますとそれは暖かく味わい深い鍋となります。塩魚汁のどくとくの風味と「はたはた」の旨味が絡み合いたまらない美味さ。またその出汁が豆腐や白菜に染み込んでそれがまたしみじみと味があるのでたまりません。ビールを飲みながら「はたはた」のぶり子を食べると、なるほど郷土料理とはこういう素朴でありながら暖かいものなのだなと実感。

 東京に近い場所に育ち郷土料理といえるものが逆にない僕にはちょっと感激な鍋でありました。

« いきなり更新さぼり、初詣 | トップページ | 一年の計は »

酒、料理」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/42971/636163

この記事へのトラックバック一覧です: 塩魚汁鍋:

« いきなり更新さぼり、初詣 | トップページ | 一年の計は »

twitter

  • twitter

最近のトラックバック

2015年4月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30    
無料ブログはココログ