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2006 214-217総括1

 今回はご存知の方も多いと思いますがn婚旅行なのですが、まあそれはそれ、ここでは旅行記として簡単にまとめてみます。

   まず今回の一番の目玉、豪華個室寝台列車カシオペアにつ いて。

Rimg0001_4  これが乗りたかったからこそ半ば強引に決定した企画でありまして、このブログ見ていただいている方には前フリがあったのもご記憶でしょう。急に旅行をしようと思い立ったので実際チケットが取れるかどうかが最大の問題だったのですが、2月の札幌雪祭りが終った次の週ということもあってすんなりとデラックススウィートが予約できてしまいました。つまりこの予約に合わせて今回の旅はスケジュール組んでいったのでありまして、あくまでもカシオペアが重要だったのであります(僕にとってはね・・へへ)

Rimg0019_5  と力説してしまいましたが、こういうのって子供に戻ったみたいでわくわくしまして、どうせ個室寝台乗るならと思いわざわざアスコットタイなぞ締めて黒のカシミアのブレザーを着て乗車。しかもお店においてあるちょっとお高い赤ワインなんぞもオープナーといっしょに持ち込みました。やるなら徹底的に演出して楽しもうという魂胆であります。上野の暗いホームから明るい外に列車はでていくと、日常と非日常が窓の内と外を境に同居しているわけでなんとも不思議な気持ちであります。

 旅はその場に行くことも旅ではありましょうが、本来はそこにたどり着く行程が旅であったはずで江戸時代でも東海道を西へ東へとその行程が物語りになったと思います。それはシルクロードしかり、コロンブスなどの大航海しかり。でも、いつしか時間はどんどん短縮され行程の意味はあまり意識されなくなってしまいました。人が物語を必要としない世の中だからなのかもしれません。

 そんな中、16時間もかけて札幌に行くこの列車は大きな時代錯誤といってもいいのかもしれない。でもその時代錯誤というものはなんて優雅で贅沢で濃密な時間なのでありましょう。僕も含め、21世紀に生きる人間は時間が秒刻みで進行する世界に身体がシンクロしています。1時間半でたどり着ける場所に16時間かけるこの非合理性はこの21世紀の身体を弛緩させてくれて長い悠久の流れの時間に、本来人間のもつ体内時間に戻してくれる、そんな気にすらさせてくれました。

Rimg0048  日々を生きる、でもそれだけじゃ日常に埋没してしまっていろいろなことを見失っていってしまう。だからこそたまにはこういう時代錯誤をしてもう一度本来の自分を、時間の流れを感じ取ってみる、そこからまたいろいろなことが見えてきたような気がします。こういう時間の流れにたまには身をおかないと何か創造していく、発想していくってこととヒューマニズムが切り離されていってしまうのではないのでしょうか。やはり僕はもっとゆったりと流れる時間をどこかに感じて生きていきたいと願うのであります。

 北に向かう列車はギリシャ神話にでてくるその名の王妃のように気高く優雅な時の流れの中を走り、僕はそのなかで気持ちよく酔っていったのであります。

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