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今までの住まいに感謝

Image0141_2  引越しがいきなり決まったわけですが今日は5年と4ヶ月住んでいる現在の我が家について。

 5年と4ヶ月ですからやはり住みやすかったのでありまして、お店まで歩いて10分もかからない立地条件、そして家賃もこの場所にしてはかなり安かったのであります。古い建物ですが綺麗にリフォームしてあり、収納スペースは押入れがちゃんと二部屋にあり言うことなし。しかも、壁が三面とも隣とは接しておらず独立しているというか、つまり部屋の大きさがそのまま建物の棟の大きさになっているので、三面が窓で採光ばっちり。しかも、写真のように屋根つき、窓付きのベランダがあり、ここでは雨の日にも洗濯物も干せるし、洗濯機置き場もあるし、なんたって温室なわけですからね、バジルも栽培できるという至れり尽くせりなわけでありました。

 一人で住むのならこのまま10年住んでいてもいいのでありますが、なにしろ連れのお方がやってきて、来年にはもう一名参加されるということなのでいたし方ありませぬ。やはり5年も住めば愛着も湧くというものでありましょう。

 そうそう、忘れていけないのはね、ここの大家さん。このご夫婦が素晴らしい方でご主人は蒸篭(せいろ)造りの名人でどっちの料理ショーにも出たことのある方。僕の部屋の隣の屋上に作業部屋があってそこで毎日こつこつ蒸篭造りに励んでおられます。この今ではなかなかできないこういう職人さんが近くにいる場所での生活というのもちょっと下町っぽくて僕は好きでありました。また、いい人でしてね、ゴミなんて毎日だしていいことになっていて、それを捨てる日に大家さんがちゃんとだしておいてくれるのね。ありがたいし、しかもいつもとても親切でしてこっちが要求しないのに室外機がうるさくなってきたからって場所移動してくれたり、給湯器が古くなったからといって取り替えてくれたり頭が下がる思いでありました。やはり、こう殺伐とした東京でもこういう人間関係があれば暮らしは潤うのですね。ですのでこの環境を離れるというのは一抹の寂しさがあるというわけなのです。

 結局、人は人といっしょに生きてね、そこでいいコミュニケーションを作る、これに勝るものはないのです。自分が腐って自暴自棄になってしまいそうな時にどれだけ今まで人に救われてきたか。そう思うとこの5年と4ヶ月のこの環境も大家さんとのコミュニケーションが普通に良好だったからという以上に暖かいものをいただいてきたように思うのです。こういうことが癒しというのであってね、人を思う気持ちがあって初めてそこにほっとする場所ができる。暮らしていくこと、生きていくこと、いろいろな意味でいいところに住んでいたんだと改めてしみじみ思うのです。

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