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2006年11月

日本のワインから感じたこと

Rimg0001_35  ここ最近気に入っているもの、それは国産のワインであります。お店でフランス、イタリアのワインは扱っていましたが国産の長野や山形のワインについてはほとんど知識も飲んだ経験もありませんでした。正直、まあ日本でワイン作りやっても気候や風土が違うしだいたいにして文化がないしなあ、なんてちょっと馬鹿にしていたのかもしれません。

 ところが、ちょっとしたきっかけで飲んでみた国産ワイン、びっくりするぐらいいつの間にかレベルが上がっていたのですね。いやあ、認識不足を謝らなければいけないとすら思うのですがそのぐらい美味くなっている。明らかに数年前のレベルより値段の安いもののレベルがぐっと底上げされたというか、品質から味わいまでこれはというものが出てきているように思います。

 ここでいうレベルのいいなあと思うのは、僕らが気軽に手にできる1000円から2500円がぐらいまでのものの話なのですが、前にもご紹介した甲府の山葡萄とカベルネの混合品種ワインや、先週末に近所の酒屋で買い求めた山形の高畠ワイン、上和田ピノ、ブランは秀逸なものであります。このピノブランも実にバランスがよく、香もいいし切れもありべたついたいやらしさがない。なにしろ1000円ちょっとの価格でこれが飲めるのはありがたいですねえ。家で食事と一緒に週末飲むならこれでいいじゃないですか。僕の所得レベルならほんとこれはありがたい。

 思うに、こういう低価格でいいものが出てきた背景には、ひとつに小さい生産者がすごくがんばって作っているということもありましょう。この2本とも大手酒造メーカーじゃない手作り的良さがあると思います。そして、もう一つはこの二つとも偉大なるフレンチの真似事をあまりしていない点というかな、飲んで美味ければフレンチやイタリアのまね、二番煎じをじゃなくてもいいじゃないの、という感じがするのね。やはり、カベルネソービニョンやピノノワール、それにシャルドネという品種はフランスのワインだからこそあのパフォーマンスを発揮する品種でしょうし、それを無理に日本でつくるのには限界があるでしょう。稀に上手くできたとしても馬鹿高いコストでその価格ならフレンチ買ったほうがいい、という逆転現象すらおきちゃう。それじゃああんまり意味ないしねえ。

 さらにもっと言うと、こういうワインがでてくる背景というのが変化しだしたというか、日本でのワインの飲み方がバブル頃のブランド飲みからやっと脱却して食事なんかとがんがん美味しく飲みとばせたらそれが楽しくていいじゃない、と思う人が多くなってきたように思います。僕は今から10数年前香港でワインを飲みだしたとき、スーパーの安いカリフォルニアワインを買って来て、手料理と共に毎日のようにガンガン飲みまくりました。もちろん、たまには高級ワインを買って来てその味わいに酔ったりもしましたけど、その頃友人たちと言っていたのは、「べつにグラスに鼻つっこんで飲むだけがワインじゃないよなあ。料理があってそれを美味しく食べるためのワインの飲み方だってあるし、そのほうが楽しいよ」ということでして、食文化とワインは密接なものだろうと思っていたのです。

 だから、香港時代パーティに欠かせないのはワインであったのですが、日本に帰ってくるとそうそうパーティというわけにはいかない。するとやはりワインというのはなかなか開けにくいのかなあとも思っていたのです。やはり食べ物といっしょに飲んでこそ、ワインの楽しさがある。それなのに日本に帰ってくるとみんなチーズぐらいだけで高級ワインを吟味するというか、毎回テイスティングすることに全神経注いじゃって、ワインはこういう楽しみ方だけじゃないのにといつも思っていたのです。

 ごはんが基本の日本だと食事にワインというのがどうも合わないというか、無理なんですよ。ところが僕らなんかもそうだけど、週末ご飯炊かないでバゲットにパスタ作ってそれで夕飯という食生活をする人たちが増えてきたというか、食生活がワインに合うようにやっとなってきた気がします。これは良い悪いを言っているのではなく、歴史的に見ても環境の変化、社会状況や家族のあり方や経済状況やライフスタイルの変化、すべてが作用して文化というものは根付いたり廃れたりするのでありましょう。ということは、ワインという日本にとっては異文化のひとつでしかなかったものが、やっと日本の文化にすこしづつなってきた、それがワインの飲める食生活への変化、さらに言えば前述した日本らしい低価格の普段飲みのできるワインが巷にでてくるようになった、ということに繋がっているのではと思うのです。

 パエリヤ、やピザ、パスタ、またはサラダにバゲット、こういう食事はもう僕らの世代では当たり前のものでしょうし、イタリアンやフレンチのレストランもお金持ちだけがいくという場所ではなくなってきた。そうなってきて初めてワインを飲む環境というのができてきたのでしょう。そして、これからは普段飲みでばんばん開けれる美味しいワインがたくさんでてくると思います。その影でいままで当たり前だった食生活が消えていったり、変わっていったりする。それもしょうがないことなのですが、今は安くて美味しいワインが日本で飲めるようになったことのほうが僕にはありがたいのであります。

大人だなア

 備えあれば憂いなし。かどうかわかりませんが、ここ数年ちゃんと毎年恒例になってきた区民検診およびインフルエンザ予防接種を受けてきました。一昨年からですから三年目、それまでは僕が香港に赴任する直前に会社で受けさせられた時以来、検診にまったくいっていなかったわけで、約10年間はまったくほったらかし。よく重大な病気にならなかったと今思うと無謀だったですね。まあ、30代は自分が大きな病気なんかにかかるわけないとたかをくくっていたし、なんかそういう身体的不安というものが皆無だったような気がします。

 じゃあ今はどうか、といいますとこれが徐々に身体的肉体的な衰えというのを感じるようになって来た。もちろん、30代も少しは感じていたのでしょうが、はっきりと自覚するまではなかったのですね。これが、ほんとぴったり40の声を聞くあたりからいろいろなことがガクッと低下したといいますか、今までどおりにいかなくなる。僕と同年齢から上の人たちはお解りになる方けっこう多いと思いますが、ほんと目に見えて持久力やら、酒の量やら、疲労の回復力やらが落ちてきまして、それに追い討ちをかけるようについた贅肉はちょっとやそっとじゃ減らなくなるというオマケつき。

 こうなると、さすがに現状から将来までの自分に多かれ少なかれ不安というものがでてくるわけでして、やはり健康診断はいっておこうという気になってくるのであります。前に歯医者のことも書きましたが、そういうこと一つ一つをちゃんとしないと、なんてこの間までまったく考えてもいなかったのにね。これからはそういう不安とともに人生を生きないといけないステージになってくるわけでして、そう思うとちょっと悲しいことでもあります。

 つまり、この不安というもの、ここでいう不安というのは自分の身体的衰えを自覚するところからくる人間という生き物の限界というかね、若さということだけによりかかった盲目的な自信からの脱却ということでもあり、それがあることで本来の人間の姿が見えてきたとも言えるのです。もちろん、もともと若い時から病気がちだった人なんかは当然最初から解かっていることでしょうし、昭和の初めに若くして死んでいく画家たちの絵なんかには明らかにそういうことへの悟りのようなものを感じ取ることができます。結局それは、世の中に絶対とか完全とかというものがないという諦観にも繋がってくることでありまして、不安を感じるというのは付き合い方によっては悪いことではない、というかむしろ積極的にその不安から読み取れることを心や身体で感じてもっと思慮深い行動や言動にならなければいけないなあ、と思うようにもなってきました。

 20代30代の自分から見れば年寄り臭いこといいやがって、ということになるのかもしれませんが、若さゆえの輝き、純粋、美しさというものとはある意味、無垢ゆえの無知といいますか、やはり子供ぽっかったなア、と自分自身を振り返ると思うことは多いです。今は、なにかを語るにしてもこれが絶対だとか言えない、言える訳が無い、そのぐらい世の中は複雑なものであるということぐらいは解かってきた。それが解かるようになったというバックボーンには前述したどうしようもない漠然とした不安というものが自分のなかに巣食うようになってきたからなんでしょう。そしてだからこそ、そこから逃げないでその漠然たる不安やそこはかとない悲しみを徹底的に吟味して付き合ってやろう、そう思うことが大人として生きるということなんじゃないか、そんな風に思いはじめているのです。

 大人として生きる、だからこそまだ無垢な子供たちを守ってやることもできるのじゃないか、その一歩はなにからか始めるべきか・・・・・とりあえず健康診断なのでありました。

ある意味、究極のナポリタン!かしら?

 ずいぶん前から一度やってみようと思っていたことがあります。それはケチャップを手作りして、しかもそれを使って本格的ナポリタンを作ってみるということでして、このジャパニーズスパゲティ、ナポリといいながらナポリにはない不思議なスパゲティを本格的パスタとして甦らせてみようということです。前々から構想はあったのですが、昨日ふと思い出し、ちょっと遊びでやってみようかと思いまして早速ケチャップを手作りしてみることに。

 先ず材料はトマト8個、凄い高い完熟はちょっともったいなかったので、4個398円(それでも高いが)を2つ、それに僕はホールトマト2缶をあわせて色やコクを出そうと考えました。

Rimg0004_14  トマトは湯向きしてそれをミキサーでジュース状に。ホールトマトもやはりミキサーでジュース状にして、二つをあわせて鍋にかけます。ぐつぐつ煮ていきましてそこにたまねぎとニンニクのすりおろしを入れます。そしてシナモン、クロープ、胡椒、塩、砂糖をいれて味と香をつけていき、最後にワインビネガーをいれて酸味を。

 さらに煮詰めていきまして、市販のトマトケチャップよりちょっとゆるいぐらいに仕上げます。火を止めて冷めてから裏ごしをかけましてなめらかにしてから再度鍋にかけてひと煮立ちさせて完成。

Rimg0006_8  保存用の瓶に移してみましたが、見た目これは確かにケチャップであります。そしてお味の方ですが、うーん高級な味わいだなあ。角のないまるい味といいましょうか、シナモンとクローブの香もほのかにあり、甘くやさしいけれどもトマトの奥深い味があります。これで作るナポリタンはかなり期待がもてそう。というので早速試食用ナポリタン作りも続けておこないました。

 ナポリタンというのはあくまでも庶民的なものですから、ここでの材料は基本の材料でいくことにしましてたまねぎ、ピーマン、しめじ、それにハムの四種に決定。ハムだけはさすがに安いのは食べたくないのでちょっと高めのものをセレクト。

 フライパンにオリープオイルをしいて火をつけまして、そこでたまねぎとピーマンを先に炒めてその後シメジ、ハムを投入。スパゲティの茹で上がりにあわせてケチャップを大匙四杯ていどをフライパンに入れて具とパスタとともに合わせて完成。あくまでも手作りケチャップの味わいをだすために、今回は塩コショウはここでは一切使いませんでした(ただし、茹でる時は塩いれてますけど)。

Rimg0007_19  完成したのがこの写真。もう見た目普通のナポリタンでしょ。でもね、この味はちょっと普通じゃない!ケチャップが美味いからそのケチャップの味が前面にでるのかと思いきや、そうではなくてたまねぎやシメジ、ピーマンの野菜の旨味がぐっと前にでてきて実にナチュラルなテイストなんです。ケチャップが全体をやさしくまるく包んでいて、もっというとパスタ自体がもつ旨味まで引き立たせているよう。甘み、酸味が尖っていないのでそれぞれの具材のひとつひとつの味わいが消されることなくいいバランスをとっているのね。へえ、と自分で作って食べて感心してしまいましたです。

 これ食べてみたいと思いません?という訳で実は昨日より、もうすでにお店のメニューに載せています。題して「自家製ケチャップで作る本格ナポリタンスパゲティ」。早速一組のお客様が食してくださいましたが、上記に書いた僕の感想とまったく同じ事をそのお客様もおっしゃいました。一度食べるとこれ病みつきになるかも。

 やはり手作りはひと味もふた味も違うのですねえ。このケチャップでオムライスも作ってみたら美味いだろうなあ。これは僕の密かな楽しみでやってみようかしらん。

いよいよ五周年記念ライブ!!

5  今週末12月2日土曜日、いよいよ待ちに待ったザジ五周年記念、辛島文雄ピアノソロライブでございます。

 予約すでにいただいておりますが、まだお席ご用意できますのでお時間がありましたらぜひこの機会に辛島氏の素晴らしいジャズピアノにふれてくださいませ。

 12月2日土曜日 中野 バーザジ

 ザジ五周年記念、辛島文雄ジャズピアノソロライブ

 オープン 7時

 スタート8時ごろ、2セット

 チャージ4500円 ドリンク別

 お待ちしております。

2006ジャパンカップ予想

 昨日のジャパンカップダートは久しぶりにG1ゲット。狙い通り、シーキングザダイヤは連にからみまして、1着7番人気アロンダイト、2着1番人気シーキングザダイヤ、3着8番人気フィールドルージュで決着。広めに張っておいて正解であります。ただし、7番人気8番人気が絡んだのに、三連単30630円はちょっとがっかり。もう少しつくと思っていましたが、かなり人気が割れていたようですね。まあ、久しぶりに的中したのでジャパンカップもこの勢いでいきたいものであります。

 さて、ジャパンカップでありますがディープがでてくるということもあるのか、頭数はすくなく寂しい限り。なかなか穴を狙うにも難しい。やはりディープ1着固定で考えるしかないのであります。ですので、2着3着の馬単を狙うような感じで予想をして点数を絞ることにいたします。

 で、ディープ以外で一番注目しているのはメイショウサムソン。やはり前回菊花賞はあまりに展開が向かなかった。武がいやらしいおお逃げ打つからありえないハイペースにされちゃいましたからね。あれじゃあ余力が残っているわけが無い。さすがにこのジャパンカップがあんなレースになるとは思えず、力で押さえ込める展開となれば相当な力を発揮すると思っております。ですので2着狙いで。

もう1頭2着に穴としてコスモバルクを抜擢。これも、ディープが後ろからくるということを考えれば前でできる限り残っていたい1頭でありましょう。粘り強さという点ではバルクも上手く乗れれば時々凄い力をだす馬でありましょう。五十嵐の好騎乗を期待して。

そして三着には上記2頭プラス外人ジョッキー二人。デットーリとルメール。なんやかんやいっても上手い具合もってくる可能性は大。ただし、2着づけにしちゃうと配当の旨味がないので今回は下記のように思い切った打ち方にいたします。

三連単フォーメーション

1着 6

2着 10,11

3着 1,3

2000円づつ4点 8000円

1着 6

2着 10,11

3着 10,11

1000円づつ2点 2000円

合計 10000円

このぐらい絞らないとなあ。さてさて。

2006ジャパンカップダート予想

 うーん、まるで地方交流重賞のようなメンツ。外国馬1頭もいないジャパンカップダートっていったい?まあ、馬券的には検討しやすいはずなのでここはなんとか取っていきたいところです。

 やはり武、シーキングザダイヤの安定度は無視できないでしょう。連をはずすことはまずないとおもって軸に決定。

相手は手広くいかないと三連単はちょっとこのメンツ絞りきれません。ということで以下の予想に。

三連単フォーメーション

1着 7

2着 2,3,4,5,9,12,15

3着 2,3,4,5,9,12,15

100円づつ 42通り 4200円

1着 2,3,4,5,9,12,15

2着 7

3着 2,3,4,5,9,12,15

100円づつ 42通り 4200円

さらに追加で

1着 7,12

2着 3,7,12

3着 3,7,12

400円づつ 4点 1600円

合計 10000円

以上

リニューアルオープン?ビストロtetsu

Rimg0001_34  久しぶり。香港時代からだと6年ちょっとというほんと久しぶりに我が家にて手料理で飲む会をやってみました。友人を3人招待いたしまして昨日は中華前菜と中華風鍋、それにビールと赤ワインという取り合わせでございます。

手前と奥の皿が中華風蒸なす甜麺醤ソース、真ん中の皿がきゅうりの豆板醤漬けです。ビールにぴったりの前菜でしてお店のお通しにもいいかもね。お皿は香港時代に買い求めたものでして、こういう洋風皿に中華を盛るというのもなかなか綺麗でありました。

Rimg0004_12  そしてメインは扁炉(ピェンロー)=中国風白菜鍋。これは香港時代に友人G氏に教わったレシピ。日本には妹尾河童が紹介したらしいですが、この鍋は今では毎年冬に一度は食べたくなるという我が家では定番であります。白菜がとにかく美味い、出汁が素晴らしい、そして最後の雑炊がまた絶品であります。作り方は簡単でして干しシイタケを戻しておいて戻した汁もとっておきます。鍋に水をはり、ぶつ切り鶏もも肉、豚ばら肉をいれてそこに先ほどのシイタケと戻し汁も入れます。それに白菜の芯に近い白くて硬い部分をいれてごま油をたらしてからふたをして煮ます。おおよそ30分ぐらい。そしてさらに白菜の青い部分ともどしておいた春雨をいれてあと10分。これで完成。

 食べ方が面白くて、各々深めの小鉢に鍋のスープを注ぎ、一味とうがらしと塩(ちょっといいものを使うとよろしいよ)で自分流に味付けて、そこに具をとって食べるというやり方で。スープはあまり取りすぎると最後の雑炊ができなくなるのでちょっと気にしながらあとはガツガツ白菜や肉を食べるのであります。これはとにかく、白菜やシイタケの出汁に鶏と豚の味わいが溶け込んで絶妙な美味さとなります。冬にはかかせないのであります。

Rimg0005_8  さて、今回飲んだ赤ワインは山梨甲府マルキ酒造の山ソービニオン。これはね、ちょっとびっくりの赤なんです。この香と味わい、ブラインドテストしたら絶対にボルドーと間違うだろうという、しかもちょっとレベルの高いボルドーの香があるのですよ。山葡萄とカベルネソービニオンとの混合品種で作ったものなんだそうですが、なんの知識もなくとある場所で試飲したのですが味、香にとても驚きまして、すぐに購入。お店でワイン好きなかた何人かに飲んでいただきましたが皆さんびっくりなのです。今回のために再度購入。この素朴なラベルがまたなんともね、味とのギャップが楽しいのであります。ちなみに東京で買える場所は限られているようでして、しかもこの山ソービニオンは限定のために生産量は少ないようです。

 久しぶりの宴でしたがなかなかいい感じ。やっと場ができてまたこのような宴を開くことができちょっと嬉しい。よくこういうことをやっていた10年ぐらい前にもどったようでありました。

久しぶりに溜まったものを

 最初に言っておきますけど、僕だってそりゃ良かったなあと思いましたよ、犬の救出シーン。崖っぷちに取り残されてかわいそうだなあ、なんとか助けてほしいなあとね。でも、そういう気持ちとはべつにあのマスコミの大騒ぎ、お祭り騒ぎにはほとほと気分が悪くなりました。この国は、この国のマスメディアはこういうことだと視聴者が喜ぶと思えば全部がそっちへいっちゃうのか。どのチャンネルをつけても昨日のお昼の番組はみんなそのことばかり。そこへ、なんでも理解があるような顔したコメンテーターが雁首そろえてみんな良かった良かったと、アホかあ!お前ら、視聴者なめてんのか。

 もう、へたれすぎよ、テレビ、新聞は。動物、救助、感動、泣けるという馬鹿メロドラマに仕立てようと必死になって、もの凄い数のカメラと報道陣で犬一匹にごったがえした現場。これちょっと前ならコメディだよね、まあ、今だって見方しだいでコメディだけどさ。もう一度言うけど、僕だってあのシーンで犬が助かって良かったとは思っている。でも、あんなに大騒ぎしてあれだけ人、金、使って世紀の一大シーンにしたてられてさ、感動感動!って押し売りされて、うんうん良かった良かったって涙流せるほど、僕は単純じゃないです。

 今の世の中、ほんとうに報道されなきゃいけないことは実際には捻じ曲げられていたりね、まったく表にでてこなかったりするのにね、こういうことだとマスメディアは大きな顔でさあ、どうだといわんばかりの大声をはりあげる。もう、まともな事実さえ茶番にしちゃう軽薄さがね、我慢ならんのよ。苛め問題だって取り上げやすいところだけで正義を振りかざしてね、じゃあ教育の現場がとかどうの、学校がどうの、偉そうに言ってるマスメディアが垂れ流している低俗な、教育なんてしったこっちゃない番組の影響はどうなんだよ。お前らそういうことは棚上げてして、さも良識ある報道しているような顔しやがって、政府の教育基本法みたいなことにはろくすっぽなにもコメントできず権力にはまったくなにもできないどころか迎合して流され小さなところにはえばり散らしてね。それがマスメディアかよ、日本の大テレビ局および大新聞社。

 だから政府がNHKに拉致問題の集中放送を指示したことでね、「権力から表現と報道の自由を守らなければ」なんてカッコよくマスメディアが言ってますけど、よく言いますよ。とっくに「表現と報道の自由」なんて放棄して体制べったり、お金出してくれるクライアントべったりの報道の責務なんてことはこれっぽちも考えない存在になっているのにね。

 ですから、やはりすべて茶番なんです。その茶番を茶番として受け入れるのを我慢するのか、茶番を茶番と思わず純粋に受け入れるのか(僕は無理だけど)、はたまたもう巷のことにはすべてに無関心になるのがいいのか・・・・・どうしたらいいのでしょうか。思考停止で生きていければ一番楽な国なんだろうけどね、生きていくこと、というのは自分でなにかを考え自分で選択することができる、というところに醍醐味があるはずなんでね、それを放棄したら終わりなんだけど。どうも、放棄しろ放棄しろと圧力をかけられているような怖さを感じる昨今、本音を隠蔽し建前だけが大きな顔をしているこの社会で、苛めや絶望で自殺したくなる子供が増えるのも止むを得ないことなのでしょうか。

いい感じ

Rimg0001_32  スピーカースタンドをネットで購入。本日到着したので早速組み立てて設置。TVキャビネットにスピーカー置いていたのですが高さなどの点でどうも納得がいきませんで、また今後大型TVを買った時のことを考えてキャビネットの外側にスタンドを置いてみました。一応スピーカーの寸法にあったものを購入してわけですが実際においてみるとまるで専用スタンドのようにどんぴしゃ。ミッションのスピーカーがなかなか凛々しくきまっております。

 外堀はどんどん埋まってきたわけでしてあとは、TVだよなあ。今週はジャパンカップダートとジャパンカップの二本立て。ここで少しなんとかしたいですねえ。

宴の準備2

Rimg0001_31  昨日の続き。これは今回お気に入りのダイニングテーブルとチェアであります。僕にとってはリビング以上にダイニングルームは大事でして、テーブルとチェアだけは僕に選ばせてくれと連れのお方のにも言っておりました。実際は意見の一致をみましたので、問題は起こらず平和的解決となったのですが、このテーブルのよさは両サイドを引っ張ると真ん中から板が出てきて広くなるというもの。通常はたたんでおき、人を呼んで宴となったときは次の写真のようになるわけであります。

Rimg0002_26  白の部分はガラスになっておりまして通常はお手入れも簡単。ひろげるとなかなかモダンな感じになりますでしょ。これはかなり気に入りました。お値段もまあお安かったですし。このダイニングテーブルでの宴は楽しみであります。グラスと皿とカトラリー、そしてモダンなダイニングテーブル。あとは気合をいれて料理をつくればそれは素晴らしい宴になること間違いなし。久しぶりに店以外でちゃんとした料理を作ってみたくなってきましたよ。イタリアンのコースでもこのテーブルに並べてみたいものであります。

宴の準備

Rimg0001_edited_3  未だに引越しの荷物片付けが終っておりません。とりあえず食器関連はやっとすべて出して洗って食器棚に収め終わったところ。ちなみにこの食器棚は友人のO氏にお祝いに頂きました。これは大変ありがたいものをいただきまして、とにかく僕は香港時代に山のようにグラスと食器を買ってパーティーをしていたわけで、その当時使用したものが今も残っているわけです。それを前の家ではまったく出すこともできず、ほとんど使用することもありませんでした。これでやっとこれらのものも陽の目を見ることができるわけです。

それにしても、結婚前からこれだけの食器類をもっていたわけで変な男だなあ、僕は。たいした給料ももらっていない頃から自分で食器はいいもの買ってたのよ。皿は大体6枚づつあって(今ではかけて5枚4枚のものあるけど)フルコース出せるぐらいは持ってます。また、リーデルのボルドーグラス、シャンパングラスは当時うちに良く遊びに来ていた友人たちが寄贈してくれたものでしてこれもほぼ6脚づつあり。その他もろもろ、これだけのものを収納するのには実にいい大きさの食器棚でございます。感謝。ちなみにこの写真の炊飯器はやはり友人のT夫婦にパン焼き機は香港時代の友人たちからお祝いでいただきまして(こちらも大変感謝)、考えたら皆様に随分と助けられているのであります。

 そんなことでもあるので、これでやっと我が家でもまた料理や酒などをお出しできる状況が整いだしましたのでまた友人たちを招いて宴を催したいなあと思っております。香港でこの食器を使っていた頃から早いもので10年あまり。再び、宴の準備をはじめましょうか。

2006マイルチャンピオンシップ予想

 ここはねえ、無理にひねらなくてもダイワメジャーなんでしょう。こういうときこそ鉄板の軸として考えないとだめなのでしょう。穴から入りたくても穴に自信を持っていける馬がどうも見つからない。みんな、帯に短し襷に長し、という感じでしてその中でやはり頭ひとつふたつダイワメジャーが抜けていると見るのが当然でありますね。

ですので軸はダイワメジャーでいい。で、紐ですがこういうレースは騎手が要注意。やはりデットーリ。わざわざ日本にこのレースのためだけに来日。これははずせんでしょう。そして、デットーリとくりゃ武豊。藤沢調教師が「北村よりいいでしょ」とインタビューで言ったらしいけど、ほんと嫌味な親父でいやですな。でも武は確かに際どい勝負は強い。ダンスも要注意でしょう。そして、他はわからんのよ。ですので、追いかけ続けているテレグノも入れておこうかなと。それとステキシンスケクン。逃げ馬一頭はやはりいれるべきかしら。そしてキンシャサノキセキ。歴史的ボクシング決戦を名前にもつこの馬も注意が必要かなということで。

三連単フォーメーション

1着 10

2着 1,5,7,9,14

3着 1,5,7,9,14

400円づつ 20点 8000円

1着 1,5,7,9,14

2着 10

3着 1,5,7,9,14

100円づつ 20点 2000円

以上

2006 1111-1113 出雲松江 男たちの旅4

 宍道湖の夕日を堪能し実にいい気分の中、僕ら一行湖畔の宿に到着。この日のお宿は島崎藤村、芥川龍之介も泊まっていたという10部屋しかない落ち着いた老舗の旅館であります。純和風建築の建物、石を敷き詰め湖を望むお庭、これぞジャパン、和の真髄でございましてこういう場所にほっとするお年頃なんですな。最近、高層ホテルなんかがどうも落ち着かない。二十代の頃は海外出張でそういうホテルに泊まれて喜んでいたものですが、やはり日本人でしょうか、今はこの方がグッときますし気持ちが楽なのです。

 通された部屋は二間続きのなかなか広いお部屋。豪華絢爛ではありませんが歴史を感じさせるたたずまいと花がさりげなくいけてあったりして細かいところに配慮がしてあり落ち着く雰囲気。お風呂は温泉でしてかなり小さい浴場ですがいいお湯でした。今回は、温泉に重点をおくというより、旅館はとにかく美味いものをだしてくれるところにしよう、ということだったのでこれは問題なし。各々ひとっぷろ浴びてからいよいよ夕飯の時間でございます。ではすべてお見せいたしましょう、この日の宴の料理を。

Rimg0042  先付けの蟹酢と、前菜の旬の味覚盛り込み

 日本海ですからね、松葉蟹が先付けでという贅沢。前菜もひとつひとつ手が込んでいてしみじみ味わいのあるものばかり。さつまいもひとつとっても上品な味、サイコロ状に切ったかぼちゃとゆりね(だったと思う)の胡麻和えも美味、鴨や鱒の寿しなどみな和の濃すぎない味わいが素敵であります。今回はお酒は控えめ。あくまでも料理に徹するというわけでビールと熱燗と常温の地酒と共にいただきました。

Rimg0043_2  椀替り、家伝料理鰻しゃくもどき鍋

 造り、三種盛り

 造りは鯛、鮪、鯖の三種。もちろんとても美味しいのですが、とにかく素晴らしかったのは写真手前の鰻のしゃくもどき。仲居さんの話ですともともと山陰地方にはしゃくというとても美味な鳥がいたらしくその鳥が絶滅してしまったのでかわりにしゃくに味の似ていた鰻を使った鍋というのを作ったそうです。この旅館の家伝だそうで、澄んだ汁に色鮮やかな葱や銀杏などといっしょに焼かれた鰻が入っております。この鰻が甘くて味があり絶品。椀の味わいも素晴らしくこれは唸らされました。鰻は宍道湖七珍(しんじこしっちん)というこの地の代表素材でしてこういう食べ方があるのか、と目から鱗でございます。これは松江にいったらまた食べたい一品ですなあ。

Rimg0045  焼き物、御殿料理、鱸(すずき)の奉書焼

 これを一度食してみたかったのです。随分前から存在はしっていましたがやっと念願かなって奉書焼にご対面。もうね、でてきたときからいい香が漂っておりましてこのお姿は超素敵!お殿様になった気分でございまする。なにかに包んだり、全体を固めたりして蒸し焼きにするというのは古今東西まずいものがあったためしがない(伊藤経験則による)。中国の乞食鳥しかり、スペインの魚の塩釜しかり、どれをとっても旨味が中に凝縮されて調理法の中でもとても理にかなっている方法なのです。とうぜんこの鱸も不味いわけがない。

Rimg0046_3  紙をめくると鱸のお姿がお出まし。ちなみにこの鱸も宍道湖七珍のひとつ。紅葉おろしのポン酢かしょうが醤油につけていただきます。僕の好みは断然しょうが醤油。鱸の奉書からうつった素晴らしい香を消すことなくしょうがと絶妙に溶け合い、そして島根特有の甘めの醤油が鱸の淡白でありながらしみじみとした味わいを引き立たせるのです。これは鱸でなく他の魚でやっても美味そう。家でイサキあたりで試してみてもいいかもしれません。それにしても先人の知恵はやはり素晴らしい。これぞ文化であります。

Rimg0047  焚だし、かぶら蒸し

 当然グジ、甘鯛であります。もう言うこと無いねえ。絶品絶品。本山葵の香とやはり少し甘めの汁がかぶらの味わいと共に甘鯛の旨味が口の中でとろけるように・・・・書いていて馬鹿らしくなるぐらい美味いです、言葉で表現することが愚かしい。出雲松江降参です。このあたりでかなりお腹もいっぱいになってきているのですが、これでもかという美味の攻撃は続くのでありまして嬉しい悲鳴だなこれは。

Rimg0048_3  洋菜、和牛炙り

 島根和牛を炙ったものにオリープオイルがかかったもの。素晴らしく美味い牛、味わい・・・なんだけどこのコースにはいらないかなあ。いや文句のつけようが無い美味さなんですよ。ただね、これだけどれひとつとってもはずれのない地のものの日本料理の中にいきなりこれはちょっとヘビーかしら。15才若ければ問題ないのですがさすがにねえ、メタボリックらしき身体の僕にはボディブローのようにこたえましたです。でもちゃんと完食しちゃったのですが。(ほんと食い意地がはっているというか・・)

Rimg0049  油もの、もろげえび

 ははは、まだご飯にたどりつかない。ここで油もの。こういう展開で喜ぶ友人をひとり知っていますが(君だよ!)僕ら三人、顔で笑って冷や汗をかいておりました。なんと五匹もから揚げのえびが。このもろげえびも宍道湖七珍、味は居酒屋の川えびを135倍ぐらい美味くしたようなもの(なんだそりゃ)。大きさも川えびのふたまわりでかくしたようなえびでして、いやあもうノックアウト寸前であります。これ先付けに蟹のかわりにでてもいいぐらいでして、まいった、ほんとまいりました。

Rimg0050 食事、釜飯と小吸い物、香の物、津田かぶ漬

 ふぅ、やっとたどりついたご飯はなんと赤貝の釜飯。おぅ、最後にこれまた素晴らしい釜飯が。もうそうとうお腹はぱんぱんなのですが、悲しい性でありましょうかまた美味そうに思うと入っちゃうのよ、胃袋の中に。赤貝のご飯は実に淡白。しみじみとした味わいであります。この薄味が最後にふさわしい気品のある一品となっております。また津田かぶというこの地方でしかとれないかぶのお漬物が美味い。あまり美味いものだからよしゃあいいのに赤貝ごはんをおかわりまでしてしまった。その後動けなくなるほどのところへだめ押しのデザート、メロンと柿が。これぞ飽食であります。うぅ、なんともいえない達成感を味わいつつ満足至極ここに旅の絶頂を向かえ酒もそこそこに早々と我々は就寝となったのでございます。

Rimg0052  で、朝起きるとこの豪華な朝食が。すげー松江、大食漢にはたまらんだろうなあ。これが名物鯛めし。手前のお茶漬け風のが鯛めしでして、これは松江松平藩主に由来する家伝料理だそうで長崎や平戸の御用船が松江に寄ったさいに用人たちがふれたオランダ料理とそばの薬味をいっしょにして考えたものらしいです。鯛の身がそぼろ状になったものと、卵の黄身、白身、のそぼろ、ねぎ、のり、をご飯の上にかけて、そこに出汁をそそいで食すというもの。これがまた病みつきになりそうな美味さなのよね。朝からいただいてもったいないぐらいのお食事でございました。ちなみに僕らは朝っぱらから熱いのを一本つけてもらって贅沢の極み。これも宍道湖七珍の蜆の味噌汁とともに朝っぱらからいただく酒はこれまたたまらん。

Rimg0054  外は快晴。宍道湖にはいっせいに蜆漁の船がでています。出雲、松江の旅はなにからなにまでついていて、しかもどれも味わい深いものでございました。松江の町をゆっくり歩けなかったのがちょっと心残りですがこれは次回のお楽しみにとっておきましょう。それにしても男たちの旅、たまにはこういうのもいいものであります。こういう旅をするとまた東京でがんばって仕事しようという気にもなるというもの。日本中の神様がこの11月に出雲に集まるという神有月に僕らもいっしょに参加?させていただきほんと良かった。導かれたね、これはきっと。Yさん、Sさんとも初めてでしたが一緒に旅ができてよかった。またぜひご一緒したいものであります。そして、旅度々旅はまだまだ続くのであります。

2006 1111-1113 出雲松江 男たちの旅3

Rimg0025_1  出雲大社前のバス停から揺られること約20数分あまりで日御碕に着きます。このバスの中で張り紙がしてありまして、何日を持ちましてバス停留所以外の場所で乗降することをやめることになりました、というようなことが書いてある。最初なんことだか分からなかったのですが、なるほどもともとバス停留所以外の場所でも手を挙げれば停まってくれて乗り降りできたのでしょう。やはりのどかな場所でありますなあ。一緒にバスに乗っていた純朴そうな女子中学生が降りようとするとバスの運転手が「停まらないうちに動くと危ないよ」とさっと注意しましてこれまたほのぼのした光景であります。

Rimg0027_1  さて到着した日御碕は島根県の北東部、島根半島のほぼ西端の岬でありまして国立公園であります。バス停のすぐ前に日御碕神社がありまして門の横に立派な松があり、拝殿と本殿は改装したばかりらしく朱色が実に鮮やかであります。神社をでまして海岸に向かう道が遊歩道としてちゃんと整備してあり、そこから経島(ふみしま)を望む絶景の場所へ。経島はうみねこの繁殖地だそうで、荒々しい波がぶつかるその光景はひゅるりひゅるりと風が舞いうみねこ、日本海、恋に破れた一人の女、という感じであります(こっちは三人の男でしたが)。というか、火曜サスペンスの舞台みたいでもありますけどね。だいたいこういうところで崖から人が落とされ殺人があって、最後にまたこの場所になぜか犯人が戻ってきて、しかもいつからそこにいるんだという刑事が木立の陰からでてきてさ、「また会いましたね」なんて言っているのが目に浮かんでしまいます。ああ、発想力が貧困ですみませぬ。

Rimg0031_1  さて、ちょっと小雨が時々ぱらつくのですが日差しは出ていてさすが神の国、秋の山陰、海の風景は厚い雲と西日にきらきらとした波が神々しい雰囲気を醸し出しておりました。この海岸は隆起海岸がさらに波に浸食され独特の景観となっています。日本海らしいというか僕の生まれ育った葉山の穏やかな海の光景とはだいぶ違いますね。太平洋は怖さを感じないのですが日本海はなんともいえぬ怖さをちょっと僕は感じます。なんか波砕ける岩ノ下から黒い潜水服の男が上がってきそうで、というのは最近のニュースの見過ぎでありましょう。とはいえ、どこからかなぜかスチール製のロッカーが流れているのをYさんが発見して、なんでこんなところにロッカーが!とちょっと不気味でしてあの中にはきっと白い粉がはいっているのでは、とまたまた良からぬ妄想が。こんなとこまできてなにを考えているのでしょうか僕は。

Rimg0032_1  そうこうするうちに日御碕灯台につきまして、この灯台は東洋一の大きさだそうで明治36年に初点の高さ43メートル、水面からは63メートルもある美しい灯台でございました。よしゃあいいのに上まで観光客が登れるようになっておりまして、そう、ご存知のように僕は高所恐怖症でありまして下から見ているだけで十分なのですがまあ、せっかくですからとSさんも言いますし同じく高所恐怖症のYさんもしょうがないという顔なので意を決して急な螺旋階段を登ることに。

Rimg0033  ここも、出雲大社と同じく観光客は爺さん婆さんばかりでして、この方たちがまたお達者このうえない。正直びびりながらそろそろ階段あがっている僕を尻目に(まさに言葉のとおり)どんどん上にあがっていきましてどっちが年寄りだかわかったもんじゃない。最後は階段というかほとんど梯子にになっているのに、爺さん婆さんすいすいいっちゃうのよ、日本はこの人たちのおかげで今があるということがよく分かりましたです。で、その一番上の明かりを照らす部分が展望台にもなっているのでして、外を一周できるようになっている(なってなくていいんだけど)。顔面蒼白な僕とYさんはせっかくここまで上がってきたのだからと再度気合をいれて外を一周、とはいっても壁伝いにそろそろと及び腰で回りまして手すりのほうまでも行けず、外もろくすっぽ見れず、当然写真も撮れず、てな具合でもとの場所に。Sさんだけが高いところが好きだとの事で、外で手すりにつかまりながら嬉しそう。なので、僕とYさんは「ほっといてさっさとおりましょう、限界です」ということで二人で下山?。これまた、降りるのが一苦労でして下に着いたときには性も根も尽き果ててしまいました。

Rimg0035_1  僕ら一行は日御碕観光を終え、もう一度出雲大社前駅に戻りましてそこから松江までまた一畑電車に乗ります。列車の発車まで時間がありここで僕はワンセグで競馬中継を見ようとトライしてみましたがここでは入らず。ほんとワンセグって使いたいときに使えないのよね。これじゃあ意味ねえなあと思いまして、もちろんそんな時のために携帯短波ラジオを持っておりますので、出雲大社神有月の場所でご利益を期待しながらエリザベス女王杯を聞いたのですが、予想は見事にはずれカワカミの降着があり驚きましたがそれでもはずれ、という結果に。まあ、出雲まできて競馬聞いているおバカには神様もそんなことにまでかかわっちゃくれないわな。いいです、安産と世界平和で。

Rimg0037_3  とちょっとがっかり(競馬結果に)しながら電車に乗っているとなんと空には素晴らしい虹がかかっているではありませんか。しかも松江に着くころにはものすごく大きなものになっておりまして旅館につくまでの道には素晴らしいアーチがかかり僕らをまるで歓迎するかのよう。おお、これぞ神の力でありましょうか、やはり僕らはついているのでしょう、こんな素晴らしい虹を見たのは人生で初めてでありました。(神様はやはり見てらっしゃいますなあ、旅にでてまで競馬じゃないであろうとのお達しと理解いたしましたです)

Rimg0038  虹に迎えられ歩いているとあたりはだんだんと暮れてまいりまして、宍道湖畔は夕焼け空に包まれだしました。これは見事としか言いようが無い光景でありまして僕らが宍道湖畔を歩いている時がまさに日没時刻のころでありまして、これまたこの時間を狙ってきたのではないのにどんぴしゃの場面に遭遇。しかも雨が降ったばかりの厚い雲と水面に近い部分の雲が分かれ、さらにその雲の下の部分だけが切れ目となりそこに夕日が落ちてくるというなんというバランス。やはり出雲は神がかっているとしか思えない光景なのであります。

Rimg0040_3  あまりの美しさに僕らは完全に日が沈むまで見とれてしまいこの旅はまさにこの時のためにあったと言っても過言ではないでしょう。神々しいまでの夕日を見て出雲松江の旅はすべてができすぎているとしか思えないと三人とも感じておりました。僕らは神有月にこの光景の前でただただ言葉を失いなにかに導かれてここにきたのかもしれないとすら思ったのでありました。

(さて、最後は旅館での豪華な晩餐を。続く)

本日多忙のため

 これからピアノのレッスンがあり、しかもそのあと歯医者というダブルヘッダー。ああいそがし。というわけで、昨日の続きは明日にでも。では。

2006 1111-1113 出雲松江 男たちの旅2

Rimg0008_16  朝目覚めてから窓のシェイドを上げるとサンライズは雨降る米子に着く手前。とても快適なベッドでして揺れも少なくぐっすりと寝ることができました。この寝台列車、僕はすっかり気に入ってしまいいつまでも乗っていたい気分であります。ラウンジに行ってみると鉄道ファンらしき人たちが皆一人で(5人ぐらい)窓を向いて座っておりました。やはりお好きな方がけっこういらっしゃるようでありますね。

Rimg0009_11  やがて列車は宍道湖を通り、終点出雲に到着。ここから一畑電車という地元の小さい電車に乗って出雲大社前という駅まで。今回、こういうコース設定や切符の手配、また電車や路線の説明をすべてYさんにやっていただきまして大変感謝。さすが頻繁に列車旅をしているだけに慣れたもので、今回何も移動で問題なく進んだのは彼のおかげであります。ちなみに彼は出雲大社にくるのは5回目。僕とSさんは初であります。

Rimg0011_9    一端電車は単線でごとごと田舎の道を進みのどか。途中乗換えがあり、そこで自転車をそのまま持ち込んでいるおじさんがいてびっくり。しかし電車内をよくみると自転車持込料金300円と書いてある。へえ、自転車を電車に乗せてもいいのですねえ。これもまたのどかな話であります。いがぐり君の中学生たちがぞろぞろと乗車してきます。みんな大きなカバンをもっていてどうも野球部らしいのですがこの子たちがまたみんな素朴でみんないがぐり君。なんともかわいいですなあ。そうこうするうちに出雲大社前駅に到着。

Rimg0012_3  この駅がまたレトロな味わいでなんともいいのです。こういうたたずまいはずっと残して欲しいなあ。なんでも新しくすりゃいいってもんじゃない。都会の駅なんてどれもみんな同じで雰囲気もなにもないただ新しいものに建て替えちゃいますけどね、その街のシンボリックな部分というかね、長く愛されていく建物というのを大事にしないといけませんよね。この一畑電車の出雲大社前駅は出雲の街にすっと溶け込んでいてずっとそこに自分もたたずんでいたくなる気持ちよさがありました。実にチャーミングな駅なのです。

Rimg0014_3   さて、出雲大社前駅をでるとそこは真っ直ぐと続く出雲大社の参道でありまして、すぐに大きな鳥居が。そこから涼しげな木立を抜けていくと出雲大社のお社が見えてきます。列車のに乗っているときは小雨が降っていたのですがなぜかこの頃は青空も見えていました。やっぱり僕は晴れ男なんですけど、Sさんもそうらしい。この旅はいろいろついているみたいで結局大雨になることもなく晴れ男、ここでも面目躍如であります。

Rimg0015  お社はやはりしっとりといい感じにそこに在りまして出雲が神話の誕生した土地というのが自然と納得してしまう雰囲気があります。この場所に在り続けそこを悠久の時間が流れ、人だけが絶えず変わってゆく。人間の時間なんてちっぽけなものでありますが、こういう場所で改めてその命の尊さと人間が造ってきたく文化の素晴らしさを感じてしまうのであります。

 都会にすんでいる人間はたまにはこういう空気を吸いにこないとだめになるね、確実に。人が自分Rimg0016_2 のいる世界だけがすべてだと思ったらきっとそれは大いなる思い違いでね、その足元には先人のものすごい知恵や文化の積み重ねたものがあるということを忘れて偉そうにしている輩がなんとおおい世の中でしょうか。僕は信仰心はないけれどね、こういう文化と先人の作ってきた歴史は大事にしないとと思っています。その長きにわたる時間の流れを無視して目まぐるしく変わるこの短いスパンの現代だけがすべてだと思って、そこであくせくしているだけの人間なんてため息がでるぐらいくだらない。僕は逆に少しでもその現状のめまぐるしさに足をからめとられないようにいかに人間らしさを保って生きていくか、そっちの方が大事なのであります。

Rimg0055  とちょっと脱線しましたが忘れちゃいけない!、大事なのは出雲大社での安産祈願。そうそうなぜ出雲に来たのかを忘れてこれをしないとやばいやばい。というので、お賽銭を二箇所で投げて祈願いたしました。そして安産のお守りもゲット。よし、これで旅の目的は果たしたも同然、さあこれからはゆっくりと楽しむぞ(いや、目的はあくまでも安産祈願ですからっ)。とにかく出雲大社は縁結びで有名なところですが、安産祈願もちゃんとやっております。そして、家内安全、商売繁盛、交通安全から世界平和まで僕が東京中野代表で祈ってまいりました。中野周辺は当分安泰でありましょう。

Rimg0022  出雲大社はゆっくりと時間をかけてみて回りまして気持ちの落ち着く素敵な場所であることがよく解ります。また、観光客も思ったほど多くないですね。どうも、東京あたりだと鶴が丘八幡宮だとか明治神宮だとか思い出しておじいさんおばあさんの大群を想像しちゃいますが、やはり山陰(ってどういう意味?)そのおじいさんおばあさんたちも控えめな感じの人数でありました。それにしても、この出雲大社、若い人たちいないなあ。ちらほら女性同士の二人連れ三人連れはいましたが、若いカップルまったくなし。そりゃ縁結びだから、カップル関係ないっちゃないけどほんと若い人みない場所、というか松江にしてもどこもお年寄りばかりな気が。うーん、山陰はそういう場所なのか、っていったらご出身の方に怒られちゃうかしら。

Rimg0023_1  そうそう、僕らはなぜか絵馬がかかっている場所になると立ち止まって絵馬に書かれていることを読みながら大爆笑。これ、あんまりお行儀よろしくないですが、この絵馬に書かれているお願いがそれぞれ人がでていて楽しいのよ。かなり切羽詰ったものがあったり、あまりに控えめなお願いがあったり。文法的にこれはどうよ、みたいのとかを三人で批評しながら絵馬という絵馬を鑑賞?いたしまして自称絵馬ウォッチャーであります。縁結びですからね、やはり恋愛成就に関してが多いですが中には「事が発覚しませんように」とかやばそうなものも。Yさんが以前みたものには「医師免許が剥奪されませんように」というのもあったそうですから思わず心情暴露しちゃうのですなあ。それ第三者が客観的に見るとめちゃくちゃ面白かったりして。いやあ、悪いお遊びでしたかしら、罰当たりですな。

Rimg0024_1  出雲大社を後にして次に行く前にせっかくなので出雲蕎麦を。最初に行った蕎麦屋がえらい混みようで中に通されたのに、またそこで待たされることに。バスの時間もあるので、さすがにSさんがここでて違う店にしましょうというので近くの割とすいているお店にチェンジ。ここが大当たりの美味い蕎麦屋でありまして、混んでりゃいいってもんじゃないのよね。Sさんの嗅覚もさすが。つきは続いているようであります。大満足の出雲蕎麦の汁はすこし甘め。蕎麦は太切りでこれはまるでパスタのよう。なかなかこの甘めの汁と合う、初体験の美味さであります。こりゃきっとトマトソースと合わせてパスタにしても絶対いけますよ。この三段の割子蕎麦をつつっと食べて腹ごしらえ完了。そして僕ら一行は次目的地、日御碕をめざします。

さらに続く

2006 1111-1113 出雲松江 男たちの旅1

Image002_1  いきなり旅に出てしまいました。まあ、いきなりと言ってもですね、一応前もって計画していたのですが今回は連れのお方とは別行動の旅でしてしかも野郎三人。僕のお店のお客様でありますSさん、Yさんお二人とお店で話しているうちに決まった企画であります。なんか旅でもしたいですねえ、なんて話しているうちに盛り上がってきましてしかもスケジュールも調整したらばっちり合ってしまった。というのもです、僕の連れのお方が青森で友人の結婚式にでなければいけないという日(11月11日土曜日)と、Sさんが名古屋で結婚式にでるという日がまさに一緒の日ということが発覚。それならSさんが名古屋あたりで合流して僕とYさん三人でそこから旅ができるじゃないですか、と一気に話がまとまりました。僕としては土曜日休めばいいわけで(って簡単に言いますがちょっぴり後ろめたさもあるのですよ!)、月曜の夕方までに東京に戻れば仕事もできるというわけであとはSさんYさんもお仕事をお休みとっていただいて(彼らは日曜も仕事がある人たちですので)準備は整ったのであります。

Rimg0002_25  そして、決行までの数ヶ月の間に何度か僕の仕事が終った後に密かに計画を立てていきまして、なんか男ってこういうことにワクワクしてこの時点から旅は楽しいのでありますねえ。まさに大人の秘密基地ごっこみたいなものでしてせっかくこの三人で旅するなら寝台列車で行くのはどうよ、とか寝台なら僕がワイン持ち込むのでそこで三人グラスで乾杯というのはいいじゃない、とかチケットの手配はじゃあYさんで、宿は美味しい料理がでるところをSさんでと、大の大人がはしゃぎながら決起集会をしまして、そして次第に旅の行程が決まっていきました。

Rimg0003_19  結局、寝台列車ははずせん、ということになりそれならちょっとお洒落でかっこいいサンライズという寝台列車がいいじゃないか、ということになりました。このサンライズというのはサンライズ瀬戸、サンライズ出雲とふたつありまして、瀬戸は高松、出雲はその名の通り島根県出雲に向かいます。東京駅からは瀬戸と出雲は連結されていまして、朝、岡山で切り離されて目的地に向かう列車であります。高松か出雲かというので迷いましたが出雲にはあの出雲大社があり、連れのお方の安産祈願に行くと言えばこれは大義名分がたつということで(いや、それが目的なんですが・・・)男たちの旅路は出雲松江ということに決定したのであります。そして目的は一に出雲大社にて安産祈願、二に寝台列車、三に美味いものを食う(順位は参加した人によって違いますが)ということで後は決行を今か今かと待ったのであります。

Rimg0004_11  出発時刻は東京22時ちょうど、この時刻にでるというのが寝台の醍醐味というか浪漫でありますなあ。ちなみにSさんは名古屋にいるのですがこのサンライズ出雲は名古屋に停車しないので、静岡まで戻ってもらってそこから乗ってもらうことに。ご苦労様でありますがそれもまたなにか楽しい。僕とYさんは列車の中で合流、22時定刻どおりに列車は東京駅を滑り出しました。

Image004_2   さて、このサンライズ出雲、これが素晴らしい寝台列車でありまして昔のブルートレインとはだいぶ違うニュースタイルの寝台です。とはいっても、前回乗ったカシオペアのように超豪華というのでもなく、かといってチープでもないほとんどが個室の寝台列車です(一部昔ながらのごろんと寝たままののびのびシートもあります)。ツイン個室もありますが、シングルの個室が一番いい部屋となってましてこれはビジネス列車としての部分もかなりあるという意味でありましょう。もちろん、観光として乗っている人も多いですし、夫婦や一人の鉄道マニアタイプの方もちらほら。僕は知らなかったのですが鉄道ファンでは乗りたい列車の一つらしいですね。今回は僕とYさんはせっかくなので個室のいい部屋をSさんは本人の希望でのびのびシートの方を選択。僕の個室でYさんとSさんが静岡から乗ってくるまで車窓を眺めながらビールで乾杯。いっしょに並走していた名古屋行き新幹線の窓からこちらに熱い視線を浴びましてちょっと優越感に。

Rimg0006_edited  二人とも嬉しくてにやにやしながらビールをぐびぐび。ご満悦でいい気持ちで話をしながら夜行列車の雰囲気に浸っておりました。あっという間に時間は深夜0時をまわり0時20分静岡着。Sさん無事にサンライズに乗車できまして僕の部屋にきてくれました。それから各々シャワー浴びて(この列車にはシャワールーム完備)その後談話室というラウンジに集まって僕が持ち込んだボルドーの赤で乾杯。これをやりたかったのよね、夜行列車で赤ワインを、しかもグラス持込で飲むっていうのをね。グラスは百円ショップで買いまして、今は百円なのに立派なのが買えるのですよ。消費経済もここまでくるとこれは恩恵なんだか、単なる無駄なのかわからなくなってきますが今回は野暮なことはいいっこなし。バルサミコ酢で漬けたワインに合う鯖鮨というのにオリープオイルをかけたものを肴に三人で旅が実現できたことに乾杯です。夜は列車の進行とともに流れていき、ワインの心地よい酔いと共にスタートから素晴らしい旅となりました。この旅はこの時点からすべてがストライクど真ん中、大当たりでして、この後もそれは続いていくのであります。

続く

岡山祭すし

岡山祭すし

駅弁豪華!

備中高梁あたり

備中高梁あたり

松江から岡山までの列車の車窓から。そして岡山から新幹線で東京に帰ります。

宍道湖の朝

宍道湖の朝

旅館の庭から。シジミ漁に船がでていきます。

安産祈願

安産祈願

観光ではありません。ええ。あくまでも。

1004出雲着

1004出雲着

これで来ました。

宍道湖通過

宍道湖通過

朝、目覚め快適。素晴らしいねえ、寝台列車。

西へ

西へ

これから10時発サンライズ出雲で旅にでます。では。

本日すみません

 雨の土曜日、お店臨時休業いたします。というのも私、友人とこれから旅にでます。詳細はここをご覧下され。月曜日は通常通り開けますのでよろしくお願いいたします。

2006エリザベス女王杯予想

 事情がありまして明日細かいことを書く余裕がないため本日土曜日に予想しておきます。(というかちょっと旅にいってきまーす。詳細はのちほど)

 今回は手短に。カワカミ対古馬という感じですが僕はまだカワカミ絶対的に信用できないのであります。確かに強いとは思いますが同世代の中で逆転できるのではないかという馬がいると思っておりまして、それはアドマイヤキッス、キストゥへブンのニ頭であります。カワカミはこのニ頭でセットという考えでして、むしろカワカミいれた三歳三頭より古馬の方が今の段階では力上位と見ます。その古馬はスィープ、ディアデラ、シュクル三頭。この三頭の中で実力通り走ればダントツなのはそりゃスィープだと思うわけです。

 ですからスィープを不動の軸としてフォーメーションを組んでみました。(まあちょっと裏も買いますがね)

三連単フォーメーション

1着 8番

2着 2,3,10,11,16番

3着 2,3,10,11,16番 400円づつ 20通り 8000円

1着 2,3,10,11,16番

2着 8番

3着 2,3,10,11,16番 100円づつ 20通り 2000円

以上です。明日はレースは見れそうも無いのでちょっと残念。でもそういう時は当たること多いのですがどうでしょう。

昔のようにはいかない(わかっちゃいるけどね)

Image021  先週引越しの最中、3日金曜日から4日土曜日までの夜中に久しぶりに新宿花園神社の酉の市に行ってきました。今年は三の酉まであるそうで酉の市の夜店で飲むのは10数年ぶりでありました。

 サラリーマン時代はよく後輩たちや飲み仲間たちとゴールデン街から花園神社に繰り出して朝まで飲んだものです。いやあ懐かしい思い出でして、まだ20代の頃スーツ姿であの花園神社の雰囲気の中、夜通し飲んでる自分がちょっと誇らしげで粋だなあ、なんて思っていたのですね。別にたいして美味くないおでんと、煮込み、そしてわけのわからない酒の入っているチュウハイなんぞを寒さに震えながらぐびぐびやったのでして、あの当時はまだ景気が良かったものですからあちらこちらで、シャンシャンシャンと大きな熊手が売れて手拍子が聞こえたものであります。

 鷲神社のお祭りを酉の市、おとりさまと言うのですがもともとは収穫祭だったらしいですね。それがおとりさま、から大きく取り込むという意味になり商売繁盛祈願のお祭りに変わっていき、そのため熊手は年中の福徳をかき寄せる縁起物ということでもともと農民たちが内職で作って売っていたそうです。僕が買ったのは夜店ではなく神社で酉の市の時だけ売っている商売繁盛のお守り、というのかな、それには稲穂が袋にはいったものでした。なるほど、本来収穫祭だったというのが確かに分かります。

 最近はバブルの時ように何十万もする熊手がばんばん売れることも無いのでしょう。あまりシャンシャンと威勢いい音は聞こえませんでしたが、一回だけ長く続く手締めを聞きました。音のほうへ行ってみると大きな熊手を抱えた人が。やっぱりみんなもう少し景気がよくなってほしいのでしょう。その手締めは延々と続きまして、おとりさまはやはりこうじゃないとなあとしみじみ思ったのであります。

 僕らは屋台で昔のようにおでんや煮込みと共に酒を飲みましたが、さすがに昔のようにはいかず2杯ぐらいですっかり酔いがまわってしましましてしかもチュウハイの焼酎が得体の知れないものらしく後頭部がだんだんガンガンしてまいりました。これはいかんというので帰ってきたのですが、翌朝も後頭部のガンガンは消えず、もう昔のようにはできないのよね。あの頃のように熊手がばんばん売れるようにはもうならないだろうし、あの頃のように夜通し飲むことはもうできないだろうし、あの頃のようになんの不安もなく明日を信じれるほど純粋でもないだろうし・・・・結局、昔を懐かしむというのはほろ苦さも噛みしめるということなんですね。そういうお年頃なんであります。

五周年記念ライブ(は当然この人!)

Photo_16  12月でザジもいよいよ5周年。今年も記念ライブやります!3周年、4周年と出演していただきました辛島文雄氏によるピアノソロライブを12月2日土曜日におこなう事に決定いたしました。それは度肝を抜く超絶技巧のジャズピアノでありまして、この素晴らしいパフォーマンスを知らずしてジャズピアノを語ることは出来ないというぐらいの日本屈指のジャズピアニストであります。正直、僕の店に毎年出ていただけるなんて恐縮してしまうぐらいの方のですが実際会って話してみると気さくで優しい人でもあります。ぜひ、芸術と呼ぶにふさわしい辛島氏のピアノを堪能してみてくださいませ。

日時 12月2日 土曜日

演奏 辛島文雄 ピアノ

チャージ 4500円 (ドリンク別)

7時オープン

8時開演 (2セット入れ替えなし)

予約受付中 03-3389-4522 バーザジ 伊藤まで(夕方6時から夜1時半まで、日曜以外)

僕はヤドカリ

 新居に引っ越して今日で4日目。引っ越しした最初というのは初めて足を踏み入れるこの地域を散策するのがなかなか楽しいですね。昨日も自転車で近所を徘徊。すると思いもしないところにコンビニがあり自宅から一番近いと思っていたコンビニより近いことがわかったり、某カレーチェーン店がありそこが宅配サービスをやっていることが判明したり、はたまた野方駅が近いと思っていたら、同じぐらいの距離で都立家政駅にも行ける立地であることも理解するのであります。そしてそのように少しづつ自分が新しい場所や空間、そして環境を受け入れていくのが僕はとても好きなのです。

 環境のいろいろなことが変わってくるとそれに自分をどうアジャストさせていくか、これが自分自身とても興味深いということもあります。その場、その場で自分が自然に、または意図的に己を対応させていく。それは一種の快感でもあるのです。どうも僕は常にそのような変化に身を委ねてそこから刺激や対応を迫られるのを自分で望んでいるようであります。逆に言えば、滞留をとても恐れているというか、マンネリやルーチン(惰性)なことに僕は我慢できないのでしょうか。滞留している場所での自分の反応というのは、当然のごとく自分で把握していることですからすべて想定内でして楽は楽なことです。しかし、新しい環境での自分というのはそこに自分が立ってみて初めてわかることというのがあり、想定できない結果だったりするじゃないですか。また新しい環境と自分がある化学変化じゃないけれどその出会いから思いもしない発想や刺激が生まれたりするのでしてそのために日常でもそれを追い求めてしまっているのかもしれません。

 そんなこともあって引越し自体はとても面倒くさくてシンドイのでありますがこの状況下にいる自分はとても好きなんですね。人生は旅である、なんてことを言いますが、人生は引越しである、とも言えますし、引越しは旅である、とも言える。そして我が人生は引越しをしながら旅をする、ようなものでもあるのです。

 

少しづつくつろげるスペースが

Image026  引越しネタばかりですが、さすがに現在はほかに何もできませんで昨日もまたまた田無(なんと三回目!)にカーテンを買いにいってまいりました。豊富に選べてカラーのいろいろコーディネートできるのでしてそれはなかなか楽しいのであります。それで、この間買ったグリーンのソファーに合わせるために同じくグリーンのカーテンを探して購入。この様になかなかすっきりとしたいいコーディネートになったと自画自賛であります。

 片付けも着実に進みだんだんと家らしくなってきましたね。リビングでくつろげる生活というのは香港以来ですから6年ぶりということになりましょうか。昨晩、初めて仕事先の中野から自転車で新居に帰ってきたのですが疲れた身体を癒すようにソファーに座れる喜びはなかなかいいものであります。

2006秋、新たなる野望とは

Image025  引越しは大変であります。どうしても無理してカートン持ったりいたしまして案の定、背中の筋を痛めまして寝返り打つたびに痛くてたまりません。ほとほと体力のなさと衰えを痛感いたしました。それでも、この三連休(ってもぜんぜん休みじゃないのですが)動きに動きまして、さすがに昨日はへとへと、へろへろ。本日朝早く起きてゴミ出ししてまた片付けて今やっとほっと一息であります。

 さて、今回の引越しでやっとまともに部屋数のある場所に住めるようになったので約一年数ヶ月封印して押入れにしまってあった自慢の(まあ、それほどでもないのですがね)オーディオをセッティングいたしました。このミッションという英国のスピーカーは現在は製造していないものでして、香港にいるときにサラリーマン退職記念に買いました。これ僕好みの輪郭が明確で伸びのあるいい音がするのよね。久しぶりに鳴らしてみてご満悦であります。写真は新しく買ったテレビキャビネットにセットした図なのですがこのキャビネットがでかい。あまりにでかいので今まで使っていたテレビだと実に貧弱でして、これは液晶の32型ぐらい置かないと様にならんわなー。それにハードディスクDVDプレーヤーとセットで置きたいものですねえ。

 そうか!ここで新たな野望を書くと馬券で取れるというジンクスがありましたよ。それならこの秋冬の野望はシャープあたりの液晶32型もしくは37型地デジ対応チューナー付TVとハードディスクDVDプレーヤーに決定しましょう。目標額は約30万でどうだ(って誰に言っているのか)。とりあえず今週末はエリザベス女王杯G1がありますので一発どーんといきたいものです。(さてさて、野望達成まであと何日、何ヶ月?)

引越し完了

Image024  すみませぬ。一昨日引越し、昨日家具搬入と忙しくネットを繋ぐことすらできませんでした。昨晩やっと開通。ですが、今日もPCにあんまり向かっていると怒られちゃうので(誰かさんに)このへんで。まだ片付かないリビングとダイニングであります。

作業開始

これから一日引越し作業です。そのためPCも取り外し、再度再会するのは明日か明後日となります。さて、がんばりますか。

前日

Image0191  明日ついに引越しということになりました。すでに部屋はこのようにカートンの山。今日はこれから先に新居にいってガスを開けてもらうための立会いと窓枠の採寸に行ってきます。

 昨日の晩も自転車に乗りながらこの道を通って家に帰るのも残りわずかだなあと思っておりました。いつものように当たり前に目の前にある日常というものが変わるというのはちょっと寂しいものでもありますね。もちろん新しい世界、また新たな日常というのもわくわくしますけれど、このそこはかとないセンチメンタルな感じ、悪くないです。

 いろいろな場所で生活してきましたけど、この出発前日の気持ちはいつもいいものです。今回はまあ近い引越しではありますけどそれでも、5年半生活したこの部屋に明日の夜からは帰らないわけでして、中野という初めて暮らす第一歩がここからだったのを思い出さずにはいられないのであります。

 お店をオープンさせる前からここには住みまして、諸事情で一度は店をオープンさせるのを止めようと思ったことや、準備期間にこの部屋ですごく不安になりながらメニューを考案したりしていたこと、オープン3ヶ月前の9月11日の夜、ニューヨークのビルに旅客機がつっこむのをテレビで見て背筋が寒くなったのもこの部屋でのことでした。

 あれから5年半ちかく月日はたち、自分の人生はこの部屋から大きく動き出したようにすら思うのでありまして、ここが新たなスタートになったのは間違いないでしょう。そんな場所を離れる前日、あれは日本をはなれ香港に赴任することになった前日、そしてその香港を後にする時の前日、北海道から失意のまま東京に帰らなければいけなくなった、すすきののバーで飲んだくれていた前日、シンガポールでもうまくいかなくて日本に帰ることになりむこうの友人が送別会を開いてくれた前日・・・・、いますべてのあの日、あの時を思い出さずにはいられません。あの日のあの思い、そういうものがすべて今に続いているのでしょう。今日の思い、それがまた明日に、明日からの新たな生活に続いていくのであります。(今日はちょっとセンチメンタルだったかしら)

(ということで明日3日金曜日から日曜日まで三日間お店お休みです。申し訳ありませんがご了承願います)

11月のこの一本は!

 今月はオフィシャルのシングルモルトウィスキーに決定いたしました。ちょっと珍しいスペイサイドのウィスキーで、しかもかなりレアなものを超特別価格でご提供します。

Mraymnch_1   さあ、そのシングルモルトはこちら。グレンマレイ。マレイ州から名づけられたグレンマレイ蒸留所はエルギンの郊外、ロッシー川のほとりにある。1815年に建てられたビール工場を改造して蒸溜所が建てられたのは1897年。シェリーやマデラ、ポート樽はよく熟成に使われますが、グレンマレイ蒸留所は初めて白ワイン樽を熟成
に使用。「ワイン・メローイング・シリーズ」をリリースしている。シトラスやバナナ、蜂蜜、レモンの風味がありフレッシュでさわやかな食前酒として楽しめるモルトになっています。

 そんなグレンマレイですが今回のはここのマネージャーである"エド・ドットソン"が特別に樽を選んだ限定ボトルシリーズ。限定600本の一本であります。1974年28年もの、カスクストレングス53.4%、大変レアなものでして僕も楽しみなボトルです。オフィシャル物ですから品質も太鼓判が押せると思います。そして今月もこのグレンマレイマネージャーチョイス1974を通常価格ショット3000円を半額の1500円にてお出しいたします。秋の夜にぴったりのシングルモルトをぜひこの機会にお試しくださいませ。(飲み切り次第終了となりますのでお早めにどうぞ!)

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