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タイムカプセル

Rimg0004_15  横浜の倉庫なんて18年ぶりぐらい、とても懐かしい場所へ昨日お昼に行ってきました。ある経緯で知人からワインをまとめて買うことになりまして、そのワインの仕分けと引き取りで横浜大黒ふ頭にある倉庫まで。

 僕はもともと貿易の仕事をしていましたので、こういう倉庫での作業は随分やりましたよ、若い頃ね。おばちゃんたちと値札の付け替え作業とか、検品とか、税関の立ち入り調査の立会いだとか。うーん懐かしいなあ、この場所。横浜も来ましたが、神戸や泉大津の倉庫やまたは香港の倉庫街で埃っぽくて薄暗いこういう場所、ほんとしょっちゅう出入りしていたのです。

Rimg0002_27  港に並ぶガントリークレーンや、コンテナ、大きなトラック、フォークリフト、パレット、みんな今の僕には関係のないものになっちゃいました。あんなに当たり前で見慣れていたものが、まったく生活にでてこなくなって久しくなります。なにか昨日は遠い過去に戻ったようで、当時はこんな日の当たらない場所に一日中缶詰で作業していて僕の青春はこんなものか、なんてぶつぶつ言ってたのが懐かしく思い出します。商品クレームがでると若手の僕が倉庫に行けと部長に言われてね、工場長には菓子折り持って謝って、作業スペース借りておばちゃんたちと3日間で全量検品なんてよくやりましたよ。まさか、またこういう場所でワインの仕分けをするなんてね。

Rimg0003_20  このロマネコンティは残念ながら僕のではありません。当然僕が買ったのはぐっとお安いものばかりですが状態は最高にいいものばかり。なぜなら、この倉庫はワインのためだけにすべて空調管理してある専門の棟となっているのでして、温度湿度もばっちり設定されていてちょっとひんやりする場所であります。2ケースちょっとを買い付けバイヤー気分ですな。

 作業を2時間ぐらいで終えあっという間に東京にとんぼ返り。短い時間でしたが昔のことをいろいろ思い出しまして、あのままサラリーマンを続けていたら今でもこういう場所に出入りしていたんんだろうなあなんても思ったのであります。倉庫の中では社会人になりたての頃の僕のような若者が今日も検品や値札の付け替えなどの作業をしていることでしょう。そして、僕のようにパートのおばちゃんと世間話しながら心の中で「これでいいのか」と自問自答しているのかもしれません。でも、そうこうしているうちに倉庫の中でこのワインたちは時間を吸収して熟成をし続けていく。

 人も気づけばなんだかんだ熟成していくのでして、あれから18年余り、僕は時間に見合うだけの熟成をあの若造だったころからしてきているのだろうか。そんなことすらふと思ってしまう倉庫という場所は僕にとってのタイムカプセルようなものなのでした。

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コメント

この前はナポリタンおいしかったです。
またおいしいワインが…
のみに行きますー

ありがとうございます。ぜひ、またいらしてくださいませ。美味しいワインまたあけませう。

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