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ロゼの奨め

Rimg0001_41  日本での食生活が変わっていくことでワインの飲まれ方が変わってきた、ということを前に書きましたが(日本のワインに感じたこと)、ワインを気軽に開けるのに抵抗がなくなってきた今、もっと飲まれていいのにと思うワインがあります。それはロゼのワインでありまして、みんな存在を知っているのにどうもまだ赤や白に比べて人気がないように思います。これは赤、白に比べて高級ワインではないと思われているのと初心者向けの軽くて甘ったるいワインだと誤解されているということ、それに赤でも白でもない中途半端なイメージ、バブルの頃のロゼというだけでお洒落みたいな安っぽさを今でも引きずっている、いろいろな理由があると思われます。

 さて、そんな不憫な状況のロゼでありますがちゃんとその味をわかっている人は意外に少なかったりします。上記のイメージからの味への想像で「えー、ロゼ?なんか甘くないの?」とお店でも最初お客様から抵抗が若干ありましたが、半ば強引に奨めて飲んでいただきますと、皆さんほとんど驚きの声を上げます。「こんなにキレのあるすっきりしたロゼってあるんだ!」

 そうなんです、ロゼは甘ったるいのばかりではなくて辛口のすきっとしたものもたくさんあるのです。だいたいロゼで甘口のというのは、やはりワインに馴染みがない時代はその手のロゼしか日本にはいってこなかったのかもしれません。つまり食事とは関係ないところで飲むから甘口なので、ワイン自体あまり飲みなれてない頃は甘口じゃないと売れなかったはず。これが前にも書きましたが食生活の変化で味の嗜好も変わり、逆に甘口より辛口のすきっとしたものを好むようになってきたのでしょう。それに伴いやっと日本に辛口のロゼが入ってくるようになったのであります。

 そして、これも日本のワインが進化しているのと同様、やっとワインの普段飲みができるようになってきた現在、今こそ気軽に食事時に飲める辛口のロゼ、これがお奨めなのであります。なにしろ、ロゼは値段が安い!フランスのいい品質、作り手のものでも2000円前後で買えますしね、最近は南仏だけではなく、ボルドーのロゼのいいのがたくさん酒屋でもでてくるようになりました。ボルドーのロゼはほんときれのいい辛口でそしてふくよかでフレッシュな香を楽しめます。写真の右はボルドーで有名なシャトー、カロンセギュールのロゼ。赤はハートのマークでご存知でありましょう。そして左はシャトープピーユ、ボルドーコートドカスティヨンの若き作り手、最近注目のシャトーのロゼであります。どちらも、辛口のべたつく甘さのまったく無い美味なワインに仕上がっておりましてこれぞまさにエレガント!そして奥行きのある高貴な香に驚かれること間違いないです。

 これからクリスマス、年末とパーティも多いと思われます。今年はぜひこのクラスのロゼ(2000円ぐらいの)を気軽に開けてみてください。ワインライフがさらに充実、楽しいものになるでありましょう。

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