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巨星堕つ

Maichael  もうご存知の方も多いと思いますが1月13日にジャズサックスプレイヤーのマイケルブレッカー氏が57歳で亡くなりました。これでまたジャズ界は大きな才能を失ったことになります。それにしてもブレッカーがこんなに若くして亡くなってしまうとは。

 ブレッカーは正直言うとここ数年になって彼が凄いプレイヤーだと真に理解しだしまして、本当に大好きになったのであります。もちろん学生時代からブレッカーブラザースの存在も知っていたのですが、当時のヘビーメタルバップなどのハードなフュージョンはその頃の僕はどうも好きになれず馴染めなかったのです。

 思い出すのはブレッカブラザースが再結成して1993年夏、日本にマウントジャズフェスティバルで来日した時。僕は車で山中湖まで聴きにいったのですが、そのときに初めてブレッカーを生で聴きましてただただ凄いテクニックだと感じました(それでも凄い以外の感想がないのですが)。この翌日(ほんと箱根の山降りて実家まで車とばして、寝て起きて成田に行った)に僕は28歳にして香港駐在として成田から南に飛び立ったのでありましてそれもあって今となっては印象深いものになっています。

 僕が本当にマイケルブレッカーの凄さを実感したのがこの写真のアルバム「 Two blocks from the edge 」。ジェフテインワッツの強力なドラムにやはり大好きなピアニスト、ジョーイカルディラッツォがガツンガツン絡むそれは白眉なアルバムでありまして、ブレッカーのインプロビゼーションが凄まじいのは当たり前ですが、その楽曲のカッコよさも近年のジャズでは群を抜いていると思います。もう今から10年近く前の録音になってしまいましたがその先進性、攻撃性、新しいジャズとしての魅力は未だ色褪せていないと思います。正直、これ以上の作品をもう一度ブレッカーで聴きたかったなあ。残念至極であります。ご冥福をお祈りいたします。

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