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出会いは突然に

Image023  ずーっと憧れていたワインをついに味あわせていただきました。シャトーディケム1975。ボルドーソーテルヌの最高級甘口白ワインです。貴腐ワインといいまして大変に手間がかかり、そしてそのためにお値段も桁違いに高いものになります。その中でもディケムは白のロマネコンティといってもいいぐらいの超高級品の一本(飲み頃のボトルは一本うん十万円するのです)。そしてその飲み頃は生産から50年から100年後というこれまた超長期熟成ワインなのであります。

 で、なんでこんな凄いワインを飲むことができたか、といいますと知り合いのM氏がこの1975というディケムでも出来がいいとされるビンテージ(パーカーポイント100点!!)を所有しておりまして昨日たまたまワインの在庫整理をしていたらこのワインに問題があることが発覚。といいいますのも、コルクがなんらかの原因で瓶の中に落ちかけていたそうです。なにが原因か僕にはわかりませんが、このまま保存しておくのは難しいとM氏が判断。泣く泣く(かどうか解りませんが)昨晩開けたそうです。そしてその残りをわざわざ僕に飲ませるためにお店に持ってきていただきました。感謝であります。

 ちなみにこのワインの飲み頃は2015年から2075年!といいますから現時点でも32年近く経っているのにまだこれからのワインなのであります。でも、その味わいは力強くありながら繊細、濃密な香でありながら優雅という極上という言葉がまさにぴったりの味でありました。僕には正直、このワインがこの後何十年後の飲み頃にさらにどうなるかまでは解りませんで、これで十分に素晴らしいパフォーマンスを味わいました。M氏の勧めでチョコレートと合わせるとさらに面白い、というのでヴァレンタインデーでいただいたチョコを一口かじりディケムを一口。するとそれはまたブランデーのような芳香が口いっぱいに広がり、天上的なハーモニーを奏で絶妙なマリアージュに驚かされたのであります。

 ああ、多分このあとの人生でもう一度ディケムを口にすることができるのでしょうか。まあ、できなくともこの一杯、記憶に永遠に残るのは間違いないのでありましょう。

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