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ちょっとグッときた

Hagetaka  めったにTVドラマなんて見ないのですが、偶然に連れのお方の実家にいる時にこの「ハゲタカ」のアンコール再放送の第1回をみてはまりました。その後、東京でビデオに録画して6話すべてみましたが、さすが民放にはできないであろう重厚感、緊張感、そして役者の選定(某若手アイドル事務所が一人もでていないのも良かった)脚本、すべてにグレードの高さがあり、これは久々いいものを見させていただきました。

 バブル崩壊後の金融関係の経済ドラマなわけですが、日本企業のどうしようもない硬直化した組織や、外資ファンドのドラスティックで合理的ゆえの血も涙もないやり方、しかし、それがすべて悪だというわけでもない経済の効率と人道的な解決策との矛盾など、考えさせられる番組でした。とにかく、図体のでかくなった組織というのはいろいろな問題を含むわけで、どの立場で見るかによってなにが正しいのか、ということも変わってくるのであります。そしてそれには絶対的に正しいという答えはない。ほんとうに救うことになるのか、守ることが逆に首を絞めることになるのか、それとも改革に未来があるのか。日本という国を考えるのにもいい教科書になりますね。

 このドラマが成功しているなあと思う一つの点は、主人公や脇役の余計なプライベートなシーンを極力省いて硬派でクールなストーリーにしたということ。家庭とか恋愛とか、そういうベタなシーンでつなぐのが民放ドラマですがまったくそういう無駄がなく、6話でしっかりと見せたというのは好感がもてました。とってもハードボイルドな側面もあって主役の大森南朋はクールでよかったねえ。危ない刑事のイメージを払拭した柴田恭平もグッド。

 いろいろ問題もありましたがね、さすがこういうものを作らせると素晴らしい。グッときましたです。

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コメント

なんかすごい評判高いっすね。一度見たいっす。これに出てる大森南朋って役者、小生は注目株。やはりNHKの「クライマーズハイ」(例の横山秀夫。新聞社の内情がそのまんま描かれていてこりゃ泣けた)でやっていた特ダネ記者の役が絶品でした。

わたしも~みったす。

そう~
なにが 為になるか?
むつかしい ところです 
自分で 判断するしかないでしょう~

たぬさん、おすすめです。ぜひ見るといいですよー。
維真尽さん、いろいろな見方ができる、だからこそ深みのあるいいドラマだと思いました。

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