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最近のお勧めジャズCD(4)

Kikuchi Naruyoshi Kikuchi DUB SEXTET

The revolution will not be computerized

 やはりこれは取り上げないといけないですね。天才鬼才、菊地成孔氏の最新ジャズアルバム、ダブセクステット。これは凄い。ここまでやっちまえば保守的なジャズファンは何も言えまい(というか無視しちゃうんだろうなあ)。とにかく、やはり菊地氏はただもんじゃないです、前に向かって新しいこと、誰も踏み込んでいない領域に入っていくという点でこれほどジャズ的なアルバムはない、と僕は思うのですが。

 アコースティックな音にダブ、つまりリバーブやエコーなどエフェクト処理して新たな作品に仕上げることでありますが、これって若い人にとっちゃ別にどうってことないはず。でも、オールドジャズファンの人たちは気に食わないでしょうね。5人の精鋭プレーヤーの音をパードン木村氏がダブミックスして、それがスリリングな状況を生み出し、また本来ならありえない展開や抑揚が作られるわけでこれも21世紀のジャズでありましょう。もうジャズだどうだという観念を捨てて聴けばいいのでして、それはカッコイイスタイリッシュな音世界であります。

 僕はカッコイイということ、すなわちジャズの一つの側面だと思っていて、それならこういうのもありありだと思っています。それにこの手のエフェクト処理といいますか、ポップスやフュージョンでは当たり前のことでして、なぜにアコースティックな音にはやっちゃいけないのか、編集したりRからLに音を飛ばしたりなんてマイルスが40年近く前にやってることなんだし。

 こういうジャズがもっとでてこないとほんとマニアックなせまーい世界でオタクが聴く音楽になってしまいますね。菊地氏には今後もがんばってもらいたいと心から思っています。

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