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一つの時代の終わり

 元東京ユニオンのリーダー高橋達也氏がお亡くなりになったそうです。先ずご冥福をお祈りいたします。76歳だそうです。

 ジャズビッグバンドというジャズの一つの形も21世紀には変わりつつあり、全盛時のバンドリーダーであるダン池田氏と高橋達也氏が続けてお亡くなりになったのもなんらかの終焉のようにも思えます。

 大学時代に少しの間だけピアノでビッグバンドのサークルに在籍していましたが、僕は正直ビッグバンドは当時はあまり興味がありませんでした。しかし、今になってデュークエリントンやベイシーなどのジャズを再度聞いてみてわかることは、ビッグバンドが盛り上がっている時代は日本でもアメリカでも皆が一つの方向に向かっている、ある意味では幸せで、ある意味では不幸な時代、といえるかもしれません。

 皆が一つの方向に向かう、つまり日本では高度成長に向かう始まりの頃であり、アメリカでは第二次世界大戦へ向かう頃でありましょう。そして社会が成長を終え、熟成というか横ばいになるとビッグバンドという前近代的ともいえる形態もその役目を終える、といったら大げさでありましょうか。

 もうビッグバンドのような皆でみる夢は21世紀ではありえないのかもしれません。それは幸せなのか、はたまた不幸なことなのか、さてどちらなのでしょうか。

 

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コメント

そういう風には みた事なかったですが
確かに
志向的にも
興行的にも
ビッグバンドが成立するのは
むつかしそうですね

古きよき夢といった感じがしますね。

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