これもお袋の味、僕にとっては
以前にも書いたと思うのですが、お袋の味ってやはり育った家によって違うものでありましょう。僕の母親はおおざっぱなところもありますが、まあ料理上手の料理好き。僕が幼い頃に、あとになってみるとどうもその当時、一般家庭では普通でてこない料理が並んでいたようです。
基本、手作りなものばかりで冷凍食品はまず使って無かったですし、出来合いの惣菜もほとんどでなかったと思います(父親が嫌がったというのもありますかしら)。
ですので、和食のみならず、洋食だけではなく中華もいろいろと手作りのものを食べていたのです。
さて、その中で、実家で食べていた味を他の場所で出会ったことがない、というもの、これもしかして僕の中でこれこそ母親のでなくてはだめ、というのが春巻であります。
春巻といえば、当然中華、しかも僕は香港、中国に仕事で長いこといたわけで、本場モノを随分食べているのですが、こればかりは母親の春巻が一番なんですね。ほんと中国でも日本の中華料理屋でもこの味に出会ったことはありません。
なにか特殊な春巻かというと、そうでもなく、春雨、豚こま、たけのこ、椎茸などが具で入っていて、これを酢醤油と辛子で食べるとほんと美味いのです。この作り方だけはちゃんと残さねばと思いレシピを聞いてあるほど。僕は子供のころからこの春巻を食べているので、春巻とは当然こういうものだと思っていたのですが、一般的な味とどうも違うみたい。
これだけは食べてもらわないとわかってもらえないでしょうが、ご飯に合うのよ、これね。
やはり、僕にとってこれこそがお袋の味、なんであります。











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