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政治、政治家

 やっといい天気が続いております。昨日は首相辞任問題で大騒ぎでしたが、あらためて一つの要点についてだけ。

 やはり、政治において口にだして言うということは、大変重いし、当然それはマスメディアとしてもそこを追求するのはわかっているはずのこと。だからこそ、どうメディアをうまく利用するのか、そしてその先の国民にうまい具合に理解(というかある意味誘導というかね)させていくか、というのが現代の政治家の戦略だろうと思います。

 今になってメディア批判がいきなり出てますが、じゃあなんで任期中にあれだけ首相批判がメディアによって巻き起こっている時にそういう論調が沢山でないのか。メディアの功罪についてはいまさらと思うわけで、むしろ、だからこそどう味方につけてどう切り抜けていくか、そういうことを重要視して首相ブレーンたちが動かないと。21世紀の政治では何かをおこなうにはそれが不可欠でしょう。だからメディアを押さえ込めないトップの方に問題がある、というよりそこなんじゃないか、と思いますね。

 言ったことがいくら純粋でそういう思いでも、ありとあらゆる確証がなければ揚げ足取られるのが政治。その揚げ足を取られないで、うまく国の進む方向へ行くならば表で嘘をついてでも信念を貫き通すのが政治、というものでしょう。どうも、あの人は政治家ではなかったと僕は思えます。たぶん、人間的にはそうとういい人だったとは思いますが、それでは国を動かすことはできないでしょう。やはり、力学というか、なにかが動き変わるにはあらたなシステムが必要で、それを用意しないで純粋な気持ちで友愛で、ではこういうことになるのは当然のことだと思います。

 もちろん、メディア対策だけやって、テキトウでいいと言っているのではないです。今回の普天間問題は当然、対官僚問題、対米国問題、そして沖縄での利権問題が裏にはあって、それはメディアに絶対でない駆け引きや、いろいろな立場からのメディアへのリークや、根回しや複雑極まりない状況であることは想像できます。であるなら、言葉というのは、情報というのは、どこで出すのか、ある意味結果をだすには、まったく反対のことを先に言っておいて、最終的にはそこへ導くとか重要なことで、そういうことは、専門のプロジェクトチームを作ってやらなければ首相は疲れきってしまうだろうし、どうにもならない。それは、もっとつっこむと、本来、そここそ最高の頭脳を持つ官僚がやるべき仕事でしょう。

 官僚主導から政治主導でといいますが、それは政治家がすべて官僚抜きでやるということではない、政治家のしようとしていることをいかに官僚に理解してもらい、そのために全力で官僚が動けるような状況、つまりはシステムですが、を政治家が用意して実行するということ。そして、さらに政治家ではない外部のスペシャリストを選び、その人たちで官僚が有効に動くシステムを構築し、メディア対策も含む提言をするブレーンを集めるということも重要です。

 と思ったままに書いてしまいましたが、それ以外にも党の内部でもいろいろな意見があって、しかも連立、もうしっちゃかめっちゃかだったはずでして、なおさら、前述した緻密な戦略とシステムというのは、僕にはね、この首相には見えませんでした(というか歴代こんなことをやっていた人はいないね、ちょっと小泉がいいか、政策はべつとして・・・)。

 最後に、なぜこんなことを書く気になったのかというと、最初にも書きましたがいまさらになって、鳩山は実はもう少しやらせればよかった、とか、メディアにつぶされた、とか、挙句に、丸投げした国民にも問題がある、とかいう論調があって、それは違うのでは、と思ったからです。マジョリティが世論を形成しているのですから、それは社会のシステムというところから考えないと、そんなこといっても・・・・というのが僕の気持ちでもあります。

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