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シティポップスについて(5)

Takuchi  80年代のシティポップスとは、今まで書いてきたように、様々な切り口で語ることのできる個性がありますが、曲の傾向として、60年代、70年代のアメリカンポップスやビートルズサウンドへのリスペクトといいますか、憧れが直接的にでているものも多数見ることができます。安部恭弘や浜田金吾、稲垣潤一などは、現代的なアプローチでジャジーな部分を取り入れた日本的ハードポイルド風オリジナルポップスを歌っていたと思いますが、大滝詠一や山下達郎はベースにオールディーズや古きアメリカンポップスがあると思いますし、杉真理はあきらかにビートルズサウンドが基礎になっており、そのうえにオリジナルなポップスを作っていたのであります。

 僕としては当時は、ジャジーなサウンド(まあ、テンションコードを多用したアレンジ)に惹かれていたので、どちらかというと前者の方が好みでしたが、後者のジャパニーズオールディーズ(へんな英語ですが)サウンドもけっこう聴いてはおりました。

 そんな中でも本当に発売当時から今に至るまで25年以上、時々取り出しては聴いてしまうアルバム、竹内まりやの「VARIETY」(1984)は彼女の最高傑作だと断言します。これは山下達郎と彼女が結婚して、音楽活動を休止したあと突如リリースされたアルバムで、当然のように夫の山下達郎サウンドが全編に貫かれて、そこに彼女の個性が見事に光る素晴らしい共同作業の賜物。そのサウンドはまさにオールディーズ風あり、ビートルズのマジービートサウンドあり、古きよきポップスのエッセンスが80年代の衣装をまとって、この時代ならではのシティポップスとして輝いているのです。

 とにかく、11曲すべて、完成度が高く素晴らしい。竹内まりやはこのあと、独特のしっとりとした日本的歌謡風ポップスシンガーとしてさらに地位を確立していきますが、シティポップスとしてのアルバムはこの「VARIETY」が一番。前述したように、古きよきアメリカンポップスフィーリングやビートルズ風サウンドの曲が多いのですが、実はその中にアーバンでジャジーなまさにシティポップスという曲も。僕は2曲目のプラスティック・ラブは80年代シティポップスの名曲だと今も思っております。タイトなリズムにクールなサウンドアレンジ、達郎のギターソロがまた超かっこいい。ベースは伊藤広規、ドラムは青山純というまさに達郎のバックメンバー。ですので、ほんと達郎サウンドにのって竹内まりやが歌っているという仕上がりなのであります。

 彼女の声は、今聴いてもなんともキュート。ストレートに純なメッセージを歌っているのを聴いていると僕も学生時代にトリップしてしまいます。80年代に60年代サウンドへの憧れを歌うこのアルバム、それをこの21世紀に懐かしんで聴く、それもまた面白い。軽く浅はかに見られがちなシティポップスにも深遠な世界があるのであります。

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コメント

竹内まりや
地元ながら...
はずかしながら マトモに聞いたことありません
ピ~チパイぐらいしか

こんど~you tubeで聴いてみます

よくぞ取り上げてくれました。
このアルバムは本当に名盤だと思います。
全曲捨て曲なしです。
彼女は今でも活躍しているわけですが、
このアルバムがある意味絶頂です。
いろんなタイプの曲が収録されてます。
4曲目のOneNightStandが好きです。

維真尽さん、それはもったいない。このアルバムは楽しめると思いますよ。ぜひ!

mibenさん、そうだよね!これは傑作。とにかく今でも愛聴しております。バックも坂本龍一や大貫妙子など凄い顔ぶれ。いやあ、いいねー。


俺のチ ン ポやっべぇ!まさかの短 小 包 茎に5万の価値wwww
理由は「ちっちゃくてカワイイから♪」ってなーんじゃそれwwwww
ま、こんな駄目チ ン ポでも何とかなるもんだな!!ヽ(・∀・)ノ
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