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2011年5月

大久保さんラスト!

 本日、10年ちかくザジに勤めてくれた大久保さんが今日、最後の出勤となります。本当に、ご苦労様でした。僕にとってはもう身内のような大久保さんですが、今回新しいステップを踏むために前向きにお店を辞めていかれるので、僕としても応援しております。僕の店を辞めても、これからも長い付き合いがしていけたらと思っております。

 そんな訳で、本日ぜひ皆様、大久保さんに会いにきてくださいませ。よろしくお願いします。

本日毎月恒例ジャズライブです

 今日26日木曜日、毎月恒例のヴォーカルERI、ピアノ早川由紀子のデュオライブを行います。8時過ぎから2セットでミュージックチャージはなしです(通常のドリンクチャージだけいただきます)。

 投げ銭ライブですので、演奏終了後よかったと思った方は500円以上のチップを演奏者にお渡しくださいませ。

 普段どおりにお気軽に来て頂いて、ジャズの生演奏をお楽しみください。

ブルックナーは合体ロボである

 いきなり唐突な題なのですが、ブルックナーという作曲家の作った交響曲をやっと少し理解した僕なりの結論が、このブルックナーは合体ロボである、ということなんであります。

 また、おかしなことを書いているとお思いでしょうが、僕にとってクラシックを聴きだした中学生の頃から、いつかブルックナーをちゃんと理解してやろうというのが、長いこと課題であったのですが、この一年そりゃしつこくブルックナーばかりいろいろな演奏を聴いてまいりました。演奏の好みは人それぞれなのであまり申しませんが、とにかくブルックナーの交響曲は時間が長いし、構成は複雑だし、やたら繰り返しは多いし、実につかみどころがなくやっかいなものであります。

 そんなこんなもあって、まあ避けてきたわけですよ、ブルックナー大先生を。よく対比されるマーラー大先生ですが、こっちはわりと解りやすかったというか、とにかく情念やら思想やらああでもないこうでもないという肥大化した観念の産物のようなものですから、どれだけマーラーの気持ちに寄り添って耽溺できるか、というある意味センチメンタルな感情を理解するのは、思春期の青年でも容易かったとでも言えますか。まあ、マーラー大先生の話ではないのでこのぐらいにして、ブルックナーはそういうわけにはいかないのですね。とても宗教的ですし、観念の産物にしろ、交響曲自体は実にぎちぎちがっちりルールにしばられた、よく建築物にたとえられる構造がはっきりしたものなのです。

 そう、ブルックナーを理解するには構造を理解する、というのはブルックナーファンなら誰でも知っていること(だと思いますが・・・)。ただ、一概に構造といっても音楽は目に見えるわけではありませんから、その全体の構造把握と部分部分のパーツを理解するのがほんとめんどくさいのよ。ベートーヴェンみたい主題があって変化してこうなって最後にうまく解決して、というような流れが掴みづらく、しかも一曲70分以上もある長大さでわけわかんないのです、最初は。

 だから、その構造とやらを頭に叩き込むのにそりゃしつこくしつこく何度も聴かないとさっぱりブルックナーがわからん、となっておりまして、そこまでしてブルックナーって理解しなきゃいけないのか、まあそんな問いもあるでしょうが、偏執狂的な人(僕ですが)はこの手に燃える(萌える?)のよ。

 そう、ブルックナーファンはとにかくみんなしつこくしつこく5番なら5番、8番なら8番を何十回何百回、何千回何万回、何億回・・・・と聴き続けるのでして、そうしないとほんとなに聴いてるのかわかんないのであります。そして、延々聴いているうちに段々とその一つ一つのパーツを憶えていくのよね、そしてそれがどう連結して楽章を構成していて、その楽章がまたどう次の楽章と連結しているのか、がほんと霧の中からうっすらと見えてくるのです。おっ、なんだかブルックナーってこういうことかって、このあたりからやっとちょっと解ってくる・・・・のですが、ここまでに多分僕は一つの交響曲を50回ぐらい聴いてという気が遠くなるお話。そうやって、なんとかブルックナーの一つの交響曲の全体を俯瞰して見ることができてくるのでありますね。

 さてさて、こうなってくると、ここからブルックナーの第五はこの指揮者とこの指揮者だとこんなに演奏が違うということが解るようになってくるのでして、これがまさに合体ロボなんですな。合体ロボっていっても僕はそっちのオタクではないのであまり詳しくないのですが、ようは5,6台の飛行機や車があっちこっちからやってきて変形合体(っていうのかしら)してロボットになる、あれね。あれって、一つ一つは車だったり、飛行機だったりするのが、徐々に変形して最後にカシャーンとひとつのでかいロボに合体するじゃないですか。僕のブルックナーのイメージはまさにあれなんですね。

 ブルックナーの一つの交響曲をある程度聴き込むと、その一つ一つのパーツはだいたい憶えているわけでして、そのパーツがいろいろな指揮者によって様々な形を見せているのが解ってくるのです。そして、その車や飛行機がうまーく変形して合体すると、それは素晴らしいブルックナーの交響曲が現れるという訳なんですね。ということは、そのパーツの車や飛行機がとんでもなくいびつに変形させちゃう指揮者もいるのでして、腕は細いのに胴体はやたらでかく、足はやたら短かったり、合体したあとにとんでもなくでかいのに、中身がすっかすかのロボだったり、なんかカッコよく出来たわりになよっとしたオカマロボだったり。そう、構造とは部分部分がちゃんと全体を意識して作られるものでありまして、あるパーツだけ肥大して、逆にあるパーツは凄く貧弱、というと合体するとまったくかっこ悪いものができあがるのであります。

 そう、だからマーラーのようにやっちゃうと最後にとんでもないお化けロボができちゃうのでして、そんな理由だからでしょうかマーラーを上手に指揮する人はだいたいブルックナーは振らないか、振ってもなんだかなーという演奏が多いですね。逆にブルックナー専門指揮者というのはだいたいマーラーは振らないのでして、それはパーツ、パーツをしっかり作り組み立てる職人は、マーラーのような世界は嫌いなのね、きっと。

 だからこそ、そのブルックナー職人のつくるブルックナー合体ロボはそりゃ素晴らしいわけで、最初はなにができんだろ、と思っているのが、おお、この飛行機がこんなパーツになったぞ、おっ、それがこの車が変形したここにこう取り付くのか、なるほど、おー、やっと全体が見えてきたぞ、すげーなこのマッチョな合体ロボはほんま強そうや、ということになるのです。そう、まるでこれは音楽のディアゴスティーニや、と僕は思わず口走ってしまうほど、男の子は変形合体ロボがお好き、というわけで、ブルックナーは男性ファンが多いのも頷けますな。

 結論、ブルックナーはディアゴスティーニのような合体ロボである。

 神聖なブルックナー大先生の交響曲を、こんな風に書いてしまい、すみません。まあ、愛情の裏返し、ということでご勘弁を・・・・。

 

代々木公園にて

代々木公園にて
レジャーシートに好き勝手にペイントするイベントに娘と参加。こういう集まりは楽しくていいですね。風も気持ちよし。

ザジ第三回親睦温泉旅行(10周年記念)

Sakurai_2  毎年恒例になってきましたザジ親睦温泉旅行、今回はお店が12月で10周年となることもあり、スペシャルな温泉旅行を企画いたしました。

 一昨年第一回が石和、昨年第二回が鬼怒川でありましたが、今年第三回は草津に決定。そして、なんとバスを一台チャーターしてのバス旅行にいたします。

 中野からバスに乗って途中や帰りに牧場や日本酒の蔵元を見学したり、軽井沢のショッピングモールに立ち寄ったりしていく温泉旅行でとってもらくちーん。

 そして、今回のお宿は草津のゴージャズな旅館、櫻井でゆったりと。源泉かけ流しの草津の名湯を思う存分楽しんでいただきまして、当然飲み放題の宴会もご用意。前回、前々回以上にいたれりつくせりの旅行を企画いたしましたので、皆様ふるってご参加くださいませ。

 日時は7月2日(土曜日)7月3日(日曜日)の一泊二日です。そして、今回バスチャーター代金はもちろん、宿泊費(夕食、朝食つきプラス宴会での飲み放題)に途中でよる牧場などのチケット代すべて込みでお一人様29,000円にいたしました。通常バスをチャーターしてこの旅館でこのお値段はかなりお得だとおもいます。

 重ね重ね申し上げますが、今回は10周年ということもありたくさんの方の参加をお待ちしております。ぜひ、皆様方とご一緒に10周年をお祝いしつつさらなる親睦を深めてまいりたいと思っておりますので、なにとぞよろしくお願いいたします。

(参加希望の方はわたくし伊藤まで)

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