« 本日、ガージェリーエステラ入ります! | トップページ | 本日、投げ銭ライブ! »

ちょっと変な、これぞ迷盤フュージョンミュージック(4)

 今回は番外編で、なつかしのフュージョンアルバムで、変なジャケットを数点ご紹介。とにかく、80年代頃、当然レコードだったわけだがその内容はともかく、ジャケット写真を見るとかなり変なものが存在するわけで、もちろんロックやポップスも多数あるのだが、ここはフュージョンに限って見ていこうと思う。

Masuo 増尾好秋 ザ・ソング・イズ・ユー・アンド・ミー(1980)

 この大きな蝶ネクタイがすごい!そして、この髪型にこの格好でギターを抱いて、指に黄色い小鳥。よくぞ、この組み合わせを考えたものである。

 正直、この格好だとキャバレーの専属バンドのギタリストのように思ってしまうほど、見事なセンス。アルバムの内容は爽やかなフュージョンサウンドなのだが、このジャケ写はそれをまったく感じさせない、いや、むしろ当時はこれが爽やかさを表していたのか、今となってはなんともトホホなジャケットである。

Honda1 本田俊之 スパニッシュ・ティアーズ(1980)

 増尾の髪型と同じようなロンゲスタイルの本田俊之。まるで古田新太に思えるのは私だけであろうか。それにしても、青い街影に顔だけ光が当たっている本田はかなり不気味。そして、それが反射したかのように下に映し出されている、赤い本田が妖怪のように見えるのは人間の心の闇を密かに暗示させる意図があってのものなのか。

 光るあるところに影がある、これは陰陽のように奥が深いジャケットというのか、それともちょっとカッコよくやってみようかとやったら思いのほか不気味な仕上がりになっただけなのか。80年代のスタイルの奥深さがお解りになるだろう。

Jinsaku

JIMSAKU ジンサク (1990)

 これぞ、英国紳士!なのか、この格好は本人達がやってみたかった訳ではあるまい。なんとも、着させられた感がありありと解り、神保、桜井の顔もあまり楽しそうではなく不満げにすら見えてくる。

 あまりにバブルな雰囲気で、見ているこっちが赤面ものなのだが、これがまさにバブルを象徴しているのであり、この時代は彼らだけではなく、こんなチョロイ格好をしていた人々がけっこういたのである。かくいう私もこの神保が着ている太ボーダーのジャケット(ワインレッドと紺色だった)を学生時代愛用していたのを思い出す。当時はオシャレでも、時が変わればトホホになってしまう典型。

Hip  向井滋春  ヒップ・クルーザー(1979)

 このジャケットは別に変じゃないじゃない、と思うであろう。その通りで、この向井のちょっとカッコつけて海をバックにトロンボーンを持っているのは、まあ悪くはない(多少はずかしい感じもあるが)。

 問題はこのアルバムの表ではなく、LPレコードジャケットの裏面にある。これを正直最初に見たときはなんだこれは!と衝撃を受けたのを思い出す(中学生時代)。

 その衝撃の裏ジャケとはこれである。↓

Mukai1  なんと向井が空手着の姿で蹴りをしているではないか!これはいったい何を意味するのか。空手もできるトロンボーン奏者なのか、トロンボーンも吹ける空手家なのか。レコードジャケットで音楽と武道という二つの生き様を見せたこのジャケット、後世に永遠と語り継がれるべきものであろう。

 とくにこの蹴り上げた足首の曲がり具合に、向井がただものではないという証がはっきりと示されている。光差す雲間に突き出たこの足首、まるでインド映画のポスターのように神々しく、これがラテンフュージョントロンボーンの作品であるということを、一瞬忘れさせてしまうほどのインパクトだ。脱帽である。

 と、このようにまだまだ凡人には理解できないすぐれたジャケがあるので、またそのうちご紹介するとしよう。

第四回おわり

« 本日、ガージェリーエステラ入ります! | トップページ | 本日、投げ銭ライブ! »

ジャズその他音楽」カテゴリの記事

コメント

いや~、向井さんの裏ジャケットは笑えた~(^O^)

でしょー30年以上暖めていたネタでした(笑)

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 本日、ガージェリーエステラ入ります! | トップページ | 本日、投げ銭ライブ! »

twitter

  • twitter

最近のトラックバック

2015年4月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30    
無料ブログはココログ